生後3か月の赤ちゃんは少し表情が増えて、笑ったり悲しい表情をしたりするようになります。
赤ちゃんの笑顔は育児や家事で疲れているお母さんの心を一瞬で癒してくれる力を持っていると思いませんか?
外出した時にも話しかけられてニコッとすると周囲の人も幸せな気持ちを分けてもらえますよね。
しかし、そんなかわいい赤ちゃんが人見知りをしているのか、話しかけられたり抱っこされたりすると大泣きしてしまうことはありませんか?
かわいがってくれようとしているのに泣いてしまうとこちらも謝ってしまい、申し訳ない気持ちになってしまいます。
人見知りが始まると自我の芽生えだとか賢いだとか言われることがありますが、生後3か月で人見知りが始まるのはいいことなのでしょうか?
今回は、生後3ヶ月の赤ちゃんの人見知りは賢い証拠?対策はコレ!ということで、少し早めに人見知りが始まった赤ちゃんのお母さんが知りたい情報を集めましたので、ご覧になってください。
生後3か月で人見知りが始まるのは早いの?
▶ 人見知りが始まる時期は平均で6~7カ月といわれているので、生後3か月で人見知りが始まるのは早いと言える
人見知りが始まるのは、視力がはっきりしていろんなものが見えるようになってくる生後6~7カ月くらいで、早いといわれている赤ちゃんも5カ月くらいのようです。
しかし、人見知りが早いからといって特別に心配することはありません。
それどころか、生後3か月で人見知りをしていると「賢いのね」なんていわれることはありませんか?
人見知りが早いと賢いと言われる理由として
- 人の認識が早くからできるようになったから
- お母さんは「守ってくれる人」という信頼関係ができあがっているから
などがあるからです。
いろんな人に対して泣くのでお母さんは大変かもしれませんが、赤ちゃんの立派な成長の一つなので上手に付き合っていきましょう。
生後3か月の赤ちゃんが人見知りする原因とは?
赤ちゃんが人見知りをしていると「怖いのかな?怖いなら離したほうがいいかな?」とお母さんは色々と考えるはずです。
でも、怖いはずの赤ちゃんが相手の人をじっと見ていたりしませんか?
そして赤ちゃんがじっと見つめているので話しかけると大泣き・・・ということがありますよね。
怖いなら見なければいいのに、なんで凝視するの?と不思議で仕方ありません。
そんな不思議を解明しようとした人たちによって、最近では人見知りする本当の理由が少しずつ分かってきました。
- お母さんに対する愛着が大きく影響しており、お母さんの愛情を求めているため
- 「近づきたいけど怖い」という心の葛藤が起きている
- 目がはっきりと見えるようになってきたので、お母さん以外の人を認識できるようになるため
- 人見知りが強い赤ちゃんほど相手を怖がって逃げたいが、より相手に近づきたいと思っている
- 赤ちゃん特有の「好奇心」と、新しく生まれた感情「恐怖感」の間でパニックになっている
どうですか?
お母さんが思っていた理由と少し違うと思います。
怖いのに近づきたい、なんてとってもいじらしいですね。
本当の理由を知ると、大泣きしている赤ちゃんに暖かい気持ちで接してあげられるような気がします。
赤ちゃんの好奇心は、大人が思っているよりも強い感情です。
その大切な感情をつぶしてしまわないためにも、色々な人に会わせていきましょう。
人見知りが克服できる?赤ちゃんの人見知りを治す方法とは?
人見知りは赤ちゃんが成長する過程で起きることなので、急に人見知りを治すことはできません。
しかし、軽くすることや対策することはできますよ。
赤ちゃんが人見知りを克服するために気を付けること
理由 :慌てると、赤ちゃんもパニックになってしまうため
理由 :赤ちゃんは「お母さんの表情や声色」で相手の人が危険か安全かを判断するため
理由 :人に慣れさせることで、すこしずつ慣れていくため
理由 :赤ちゃんを話の中心にすると緊張してしまうため
人見知りをするからといって外にでなければ人見知りはどんどんひどくなってしまいます。
大泣きしてしまうのはお母さんもつらいかもしれませんが、赤ちゃんにとっては大きく成長するチャンスです。
赤ちゃんの人見知りはお母さんのサポート次第でよくも悪くもなってしまいます。
赤ちゃんと一緒にいろんなところにお出かけしてみましょう。
さいごに
今まで普通に話しかけられたり抱っこされていたのに急に大泣きしてしまうのはお母さんも慌ててしまいますよね。
赤ちゃんがかわいがってもらえなくなると思うと悲しくなってしまいます。
しかし、赤ちゃんも近づきたいとわかった今はしてあげられることがたくさんあります。
相手の人に急に抱っこしたり近づくのは遠慮してもらって、徐々に慣れていってもらうようにお母さんからお願いすることは大切なことです。
赤ちゃんとの信頼関係ができれば人見知りすることはありません。
まずは身近な人から慣れさせていきましょう。