寝返りができるようになったり表情が豊かになってきて、赤ちゃんとの時間がますます楽しくなってくるのが生後4カ月頃です。
小さい体で一生懸命寝返りをしようとする姿はとても愛らしくていろいろな人に見てもらいたくなりますよね。
そんな親心を知ってか知らずか赤ちゃんが人見知りして大泣きしてしまうことはありませんか?
たまたま声をかけてくれたおじいちゃんおばあちゃんはもちろん、よく会っているはずのお友達や自分の両親にまで大泣きしてしまうことがあります。
赤ちゃんが大泣きしてしまうのもかわいそうですし、泣かれてしまった人にも申し訳なくて人見知りを克服するにはどうしたらいいのか悩んでいませんか?
また、人見知りが激しくて自閉症を気にしているお母さんもいると思います。
そこで今回は、生後4ヶ月の赤ちゃんの人見知りが激しい原因と治す方法は?ということで、人見知りに悩むお母さんの悩みについて原因や対策をご紹介しますので、不安を少しでも解消できれば幸いです。
生後4カ月の赤ちゃんが人見知りをすることはある?
▶ すこし早めではあるが人見知りがはじまる赤ちゃんもいる
多くの赤ちゃんが生後6か月~1歳になるころには人見知りが始まるので、少し早めではありますが決しておかしなことではありません。
人見知りが始まるのが早いと「賢いのね」といわれることがありますが、それは「お母さんとそれ以外の人を区別できるようになるのが早いのね」ということなのです。
赤ちゃんが成長している証なので早いからと心配になる必要はありませんよ。
生後4カ月の赤ちゃんが人見知りする原因とは?
「赤ちゃんは人見知りするもの」と割り切れれば深く悩んだりすることもないかもしれませんが、なかなかそうもいきませんよね。
まずは人見知りする原因を知っておきましょう。
- 赤ちゃんのなかでは「近づきたい」気持ちと「怖い」気持ちが葛藤している
- 神経質な子ほど恐怖感が強く表面にでてしまい、人見知りが激しくなる
- 育った環境も影響する(周りに親族や近しい人がいつもいる環境なら人見知りは軽くなることが多い)
- お母さんとそれ以外の人を認識するようになったから
人見知りは、お母さんとの深い絆があってこそ始まることがわかります。
赤ちゃんにとってお母さんは一番安心できる守ってくれる存在なので、他の人が抱っこをするとお母さんから引き離されてしまうように思うのでしょう。
しかし、ただ怖いのではなくお母さん以外の人は危険なのか安全なのかも気になってしまうので混乱して泣いてしまうそうです。
赤ちゃんの強い好奇心が人見知りとなって現れるようです。
生後4カ月の赤ちゃんの人見知りを治す方法は?対策もご紹介
生後4カ月の赤ちゃんの人見知りをすぐに治したり克服することはできませんが、軽くしたり対策を練ることはできます。
赤ちゃんの人見知りへの対策ができていれば、そこまで赤ちゃんが大泣きしてしまうことは避けられますので、できることから実践してみましょう。
理由 :泣いてしまったからとうろたえずに、「すみません、最近人見知りが始まったので」と伝えながら「大丈夫だよ、かわいいって言ってくれたよ」など赤ちゃんに優しく話しかける
理由 :まずはお母さんが話している様子を観察させて、危険がないことを伝える
理由 :泣いてしまうからと諦めずに少しづつ慣れさせていくことが重要
理由 :赤ちゃんを話の中心においてしまうと緊張してしまう
赤ちゃんは泣いたときのお母さんの反応もしっかりと見ています。
うろたえずに堂々と対応することで赤ちゃんの恐怖感も薄れていくことでしょう。
人見知りはいつからいつまで続くの?
▶ 個人差はあるが2~3歳には終わることが多い
人見知りが終わる時期は早ければ1歳半くらい、多くは2~3歳くらいです。
生後8カ月くらいで一度人見知りが終わったように見えて2歳くらいで再度始まることもありますし、人見知りと元々の性格の恥ずかしがり屋が重なってしまうと小学校くらいまで続くこともあるようです。
さいごに
人見知りをするとわかっていたら外出して人と会うことが嫌になってくることもあります。
お母さんはいつも赤ちゃんには笑顔でいてほしいもの。泣いてほしくない気持ちはわかります。
しかし、そこで籠ってしまえば克服どころか人見知りは悪化してしまいますよ。
大泣きしてしまう人見知りな赤ちゃんへの対策をして、どんどん外の世界に挑戦してみましょう!