妊娠中からずっと心待ちにしていた赤ちゃんとの生活。
あれもしよう、これもしようと楽しみで待ち遠しかったはず。
しかし、いざ二人の生活が始まってみると理想とはかけはなれた、心身ともにボロボロになる生活で、こう思ったりすることはありませんか?
「育児・子育てと家事ができない、進まない、したくない!」
そんな誰もが通る道、育児の理想と現実の違いを克服し、できるだけ家事と両立するにはどんな段取りやコツなどの対処法があるのでしょう。
育児ってこんなにも疲れるの?
妊娠中にはたくさんの育児書を見たり外を歩いている親子を見てもうすぐ赤ちゃんに会えるから楽しみだなーとワクワクした気持ちでいっぱいでしたよね。
なのに生まれてみると、可愛いけどいろんなことがうまくいかない壁に激突してしまいます。
自分のことは後回しにして、赤ちゃん中心で動く毎日。
今まで自分のことをやればよかったのですから、当然うまくいかなくなってしまいます。
ですから、うまくいかないと感じてもそれは当然のこと。
真面目に赤ちゃんと向き合っている証拠です。
赤ちゃんのことばかり考えて、このままの育て方でいいのか、もっとやってあげられるはず、なんて思いばかりでママが疲れてしまうなんて、お子さんはとても幸せです。
苦痛に感じてしまうことも
可愛いはずなのにイライラしてしまって、そんなイライラする自分に更にイライラしてしまう・・
眠っている間は天使なのに、泣いているときは悪魔にみえる、なんてよくあります。
そんなときにふと周りのママたちを見ると自分とは違って生き生きして見えてしまうんですよね。
なんで自分だけがこんなに疲れててうまくいかないんだろう。
考えれば考えるほど落ち込んでいってしまいます。
しかし、悩みはそれぞれでもみんな何か悩みを抱えています。
あなたが苦痛と感じていることでも他のママからするととてもうらやましいことだったりするのです。
つらいと思うところは人それぞれでも、育児に悩んでいることに変わりはありません。
ですから、イライラする自分を責めないでください。
まずはそこからはじめましょう。
少しでも毎日をうまく過ごしたい
他のママたちと会話してみると、みんながどんなことを考えながらそれぞれ工夫して毎日過ごしているかがわかります。
自分では思いつかなかったことが、ちょっと実践するだけできれいに解消されることもあるんです。
例えば、私も2人の育児奮闘中なのですが、上の子が6ヶ月くらいのとき、黄昏泣きがひどくて何をしても夕方2時間位泣き続けることがありました。
毎日夕方になるのが怖くて、その時間になるとなにも手につきませんでした。
それを解消できたのが、先輩ママの「機嫌が悪かったらお風呂にいれてしまう」というアドバイスでした。
これがぴったりとはまり、それからはイライラすることもなく過ごすことが出来ました。
相手のママからしたらそんなに大きなことではなかったのかもしれませんが、私にとっては大きな違いでした。
やはり、同じ子を持つママ同士の会話は役に立つことが多いです。
ストレスの発散・解消方法
■「子供から離れること」
■「子供の可愛さを再発見する」
子供を育てる上で永遠のテーマなような気がする、ストレスの発散・解消方法ですが、私は二通りあると考えています。
まずは「子供から離れること」
これは旦那さんに預けて友達とランチに行ったりひとりでショッピングに行ったりしてリフレッシュすることです。
自分へのご褒美感覚で、ちょっとおいしいケーキを食べたりするのもいいですね。
とにかく自分をねぎらうパターンです。
次に「子供の可愛さを再発見する」
とにかく自分の子の可愛いところ、いいところばかりを探す発散方法です。
赤ちゃんの頃の可愛い動画を見てみたり、手作りの服や小物をつくってそれを身に着けているところを想像してみたり、子供から離れるのではなくて密着する発散方法です。
どちらにしろすごく子供が可愛く感じられるのでおすすめです。
旦那は味方?旦那が家事・育児をしない!でも本人はやってるつもり・・・
一番頼りになる存在、そして一番ストレスになるのが旦那の存在です。
イライラしてるときに口出してきたり、子供が熱をだしたり大変なときに飲み会だったり、家事・育児を手伝わなかったり、本人は育児・家事をやっているつもりだったりと、ストレスのツボを確実についてきます。
頼りたいときに頼れないとほんとにがっかりしますよね。
でも、ママと一緒の気持ちには絶対なれないので、そこを考慮することが大切です。
いつも一緒にいられるのが旦那さんは羨ましいだろうし、それが当たり前だと思っています。
ですから、過剰に期待するのはやめて、サポートしてくれたらいいな、くらいの気持ちでいたほうが案外お互いうまくいったりします。
どうしても家事ができない!進まない!
育児・子育てに追われていると、どうしても家事ができない・進まないことって結構頻繁にありますし、進まないとイライラしてしまいます。
そこで考えを変えませんか?
育児をおろそかにすると病気になるかもしれませんし、そうなると更に負担が増えてしまいます。
でも家事はどうでしょう?
掃除は1日くらいしなくても大丈夫だし、ごはんも時々は手を抜いてデリバリーやお弁当などにしてもいいと思います。
それよりストレスが溜まって育児に支障が出るほうがよっぽど問題です。
だから、家事が完璧に出来なくても大丈夫です。
手抜きできるところは手を抜いていきましょう。
育児と家事の両立って?
育児と家事との両立に必要なこと、それは「慣れ」です。
家事はそんなにやることが変わりませんが、育児は刻一刻と形を変えていきます。
ですので、育児主体で家事はおまけくらいに考えるといいかもしれません。
ですから「慣れ」なのです。
家事には徹底的に慣れておき、育児に専念できるようになれば負担はぐっと減りますよ。
さいごに
最後になりましたが、私も育児と家事の両立、旦那へのイライラでかなり悩みました。
それを解消できたのは、やはり子供の笑顔です。
「こんなに元気に育っているならやってきたことは間違ってなかったんだ」と、育児で悩んでいたことを吹き飛ばしてくれるのもまた子供なのです。
できるだけ毎日楽しく、気楽に両立できるともっともっと楽しい世界が広がっていくと思いませんか?