「子育ては楽しいことばかり」と思っていたら実は大きな問題や小さな問題があったり、子育てには困難がつきものです。
ときには、育児・子育・家事の疲れやストレスで、楽しくない、やめてしまいたい、消えたい、逃げたい、何もしたくない、なぜ自分だけ・・と思うこともあるでしょう。
ネガティブになっているときって考えれば考える程悪いことばかりが頭の中をグルグルしてしまいます。
それでは、すこしでもあなたの気持ちが軽くなるように、原因や解消法をみつけてみましょう。
なぜ子育てって疲れるの?
うまくいっている時期と何をしてもうまくいかない時期が、交互に来るのが子育ての一番つらいことかもしれません。
うまくいっているときを知っているから、うまくいかなくなったときもそのやり方で貫き通そうとしてしまいます。
そうすると、一段と「なんでうまくいかないの!」という気持ちが大きくなってしまい、更にイライラしてしまう結果に。
やはり、自分の思い描いたとおりにいかないと誰でもイライラするものです。
とても難しいことですが、やり方を変えることも必要なときがあるかもしれません。
もうやめてしまいたい、何もしたくないと思うとき
自分だけが辛い思いをしているように感じたり、まるで子供とこの世に二人きりなような感覚に陥ってしまうことがあります。
「もうやだ!やめたい!何もしたくない!」となることも一度や二度だけではないはず。
一旦中止して気持ちを新たにもう一度初められたらどんなにいいか・・残念なことに、育児は一度始まったらやめることはできません。
しかし、休むことは出来ます。
気分をリフレッシュしたり、好きなことをとことんやってみたり、思いつくだけでたくさんありそうですね。
育児をストレスに感じることよりも育児の少しのスキを見つけてリフレッシュをすることを楽しみにしていきたいですね。
子育てから逃げ出したい、消えたい
「子育てから逃げ出したい、消えたい、一人になりたい!」
と思うことは決して悪いことではないと思います。
仕事をしているママもそうでないママもママは24時間365日、ずっとこどものことを考えています。
寝ているときだって、ぐっすり熟睡しているように思えて実は子供が泣いたらすぐにお世話ができるように浅い眠りになっています。
そんな四六時中気を張っている状態なら、時々は逃げ出したくなったり消えたくなる気持ちもわかります。
そんなときは子育て支援センターの一時預かりを利用したり、少し大きいお子さんであれば費用はかかりますが、ショッピングセンターの中にある時間制で預かってくれる施設を利用するのがおすすめです。
プロが預かってくれるので安心ですし、義母や自分の両親に預けるよりも気が楽なので自分もショッピングしたりを楽しめると思います。
本当に逃げる・消えてなくなるわけにはいきませんので、そうやって逃げる(一時的に消える)のもアリだと思います。
魔の反抗期と思春期
自分にもあったであろう、反抗期と思春期。
その壁に直面したとき、自分の両親にこころからありがとうと思うことでしょう。
今なら冷静にその時の自分を思い返すことが出来ますが、その時期って自分でも制御がきかないくらい、気持ちが不安定なんですよね。
理由はわからないけどイライラしたり、なんか急に家族といるのが恥ずかしくなって色んなことが嫌になったり。
寂しいけれど、大人になるための必要な過程です。
今までべったりだったのに急に離れていく寂しさ・・けれどそれよりも我が子の変貌ぶりに驚いてしまいます。
期間に違いはあれど、いつかはなくなってしまう反抗期ですから、できるだけ否定しない、首を突っ込みすぎないように見守ってあげたいものです。
誰に助けをもとめる?
助けを求められる相手は案外たくさんいるかもしれません。
旦那さんや両親、旦那さんの家族、自分の兄弟。
実家が遠くで中々会えない人は支援センターの職員さん、同じ年くらいの子を持つママ、元からの友人。
辛くなっているときは気づきにくいものですが、あなたの周りにも助けてくれる人はたくさんいるはずです。
支援センターの職員さんに相談するのはとてもハードルが高いことのように思えますが、一番簡単で楽になれるかもしれません。
一度利用してみると、色んなお話が聞けたり少しの間面倒を見てくれたりするのでとても楽になると思います。
少しの時間でリフレッシュ
旦那さんが一日預かってくれるときなどはたっぷり時間をつかって気分転換ができますが、週に何度も出来ないのが現実です。
しかもそんなの待ってられないですよね。
そんなときは、子供が寝ている間に好きなことを実行するに限ります。
お家でのお昼寝が短ければ外出して思いっきり遊ばせた後にバギーで寝させておしゃれなカフェでお茶にしたり、家で寝かすことが出来たら起きるまでの間に買っておいたお菓子を食べたり自分でつくったり、寝かせてしまえばやれることはたくさんあります。
でも、寝ている間って家事が忙しいんですよね。
リフレッシュしたいときは家事をしないと決めて、「明日から!」という気持ちでとことん楽しまないともったいないですよ。
子育て・育児・家事の疲れで、何のやる気も出ない状態を脱した体験談
多くの先輩ママさん達も、子育て・育児・家事のストレスやイライラで「消えたい、逃げたい、やめたい、何もしたくない状態」を経験されています。
ここでは、そんなママさん達の体験談とアドバイスをご紹介します。
1. ハンドルネーム:ほりい。 2. 年齢:40歳 3. 職業:専業主婦 4. 子供の年齢:5歳
私は何もやる気が出ないときは、何もしないです。そのままです。本当に疲れて子育ても家事も何もしたくないときがありました。肉体的にも精神的にも本当に疲れていてどうしようもなかったです。そういう状況の時に何か一つでもしようとするとそれだけでストレス、疲れが出ました。どうすればいいかもわからなかったのですがその経験を何度かしているうちに、何もしないのが自分の1番の解決策だと知りました。 |
1. ハンドルネーム:リス 2. 年齢:48歳 3. 職業:専業主婦 4. 子供の年齢:2歳
子供が小さかった頃、主人の仕事はとても忙しくて毎日深夜に帰宅することが普通でした。それに加え時々飲み会などが入ると、朝帰りなどもありましたね。休みも月に6回ほどしかなく、私のストレスはたまる一方でした。ある日ストレスが爆発してしまい、我慢の限界がきて主人と口論になり、ふらっと一人で街に出てショッピングを楽しんだことがあります。けれどもショッピング中、子供の事がとても心配で気になってしまって、結局早目に帰宅しました。主人には私の行き先も伝えずに行ったので、私が帰宅した時はとても心配していました。そこで、やはり主人は私のことを気にかけてくれているんだと気がつき、また子供の可愛い顔を見ると、やはり私が子供の世話をしてあげないといけない、と新たな親としての責任感のようなものがみなぎってきた感じでした。いま思うと、子供と2人きりの環境に限界がきていたんだと思いますが、一人で出かけて行動したことによって、心も体もリフレッシュできたのではないかと思います。現在、子供はすっかり大きくなって、その1日さえも一緒にいればよかった、と後悔する時もありますが、やはり子育て中は本当に大変すぎます。一番の解決法は、”ご主人”に助けを求めることではないかと思います。 |
1. ハンドルネーム:みかん 2. 年齢:20歳 3. 職業:専業主婦 4. 子供の年齢:0歳
生まれたばかりの子供は夏だと汗かいてなにかと泣き叫んで授乳しても暑いから寝付けなくてととても大変で私も暑くてイライラしたり家事もしなくちゃいけないでストレスがたまりすぎて鬱になりかけていました。そのストレスをなにかで解消できないかなと旦那に相談し高校の時のグループで子供は旦那に預けご飯に行きました。久しぶりに子供なしでのご飯でとても気持ちとして楽になりました。ご飯を食べてあんまり長時間は厳しいなと思い旦那に電話するとまだいいよとのことでその後も青春っぽい遊び等をし、満喫することができました。家に帰ると旦那と子供はスヤスヤ寝ていて旦那のおかげで子育てのストレス解消になりスッキリしました。また、家事も旦那が仕事から帰ってきて手伝ってくれたり、あるいは、ご飯から洗濯、子供のお風呂まで入れてくれてほんとに助かるし感謝でいっぱいです。そのおかげで肉体的な疲れや精神的な疲れも吹っ飛ぶ事が多々あります。完全にはストレス解消や疲れを解消できませんが旦那さんがいらっしゃる所はぜひ家事の手伝いをお願いしたら少しでも楽になりストレス解消にも繋がると思います。シングルマザーやシングルファザーの方は頼る人があんまりいなく倍ストレスを感じていると思うのでできれば親に少し頼ってみるか友達に頼ってみる等して毎日の疲れを週一でも解消できればと思います。子育ては一人一人性格違うのでものすごく大変です。ですが、やっぱり自分の子供はお腹を痛めて産んだ子供なのでどんなに疲れてても叩くことはできないですよね。子供の機嫌とりも難しいですがうまく付き合っていき、ちょっとした時間でもいいので自分の時間にあてると毎日ハッピーになると思います。 |
1. ハンドルネーム:nanairosann 2. 年齢:40代 3. 職業:主婦 4. 子供の年齢:3歳
育児をする上で、やはり自分の時間がない状態が続き、そして子供の相手をする中でどうしてもいう事を聞いてくれないという時にやる気が出ないなと感じたことはあります。子育て中なので優先順位として自分の事が後回しになるという状態が続くと疲れるなと当時感じていました。子供にやさしく、そして機嫌のよいお母さんでいるためには、息抜きも大切だなと思います。少し自分の気持ちを和らげるには、やはり自分の時間も大切ですね。3歳になると幼稚園生活が始まり、預けることで少し子供を見てもらい自分の時間を作れることにより少しずつ疲れやストレスなども軽くなっていきました。子供を預ける=離れることにより自分も1人になり自分自身のことが出来るという事に新鮮さを感じたように記憶しています。子育て中は特に時間って大切なんだなって気が付くことが多かったように思えます。子供が成長すると共に自分自身の時間は必ず増えていきます。全部の事をきちんとしようと考えず、たまには気を楽にしてあまり自分を追い込まないことも大事だなと感じます。勿論、今だからこそ言える事なのですが。子育てをする中で誰もが不安やストレスは多少なりともあります。自分自身の時間の在り方や工夫に目を向けて素敵なお母さんになれる方法を見つけていければなと感じています。 |
1. ハンドルネーム:ラベンダー 2. 年齢:40歳 3. 職業:専業主婦 4. 子供の年齢:6歳と4歳
一人っ子で一人好きな私でも、自分の子供は可愛いと思い、大事には育てていますが、6歳と4歳の2人の男子を相手に、本当に1人にして欲しいと考え悩む日が続き、気がついた時には、何もしたく無い、出来ない日が続く様になりました。 |
さいごに
最後に、子育てで嫌になること、つらくて悲しくなること、たくさんあると思います。
つらいときには隠れてしまいがちですが、それ以上に楽しいことやうれしかったことは多いのでは?
きっとそうだと思います。
我が子の笑顔をたくさん増やすためにも、まずはママの気持ちを前向きに、楽しい気持ちで毎日を過ごせれば素敵ですね。