お別れのプレゼントというと、見送る側からのプレゼントを想像すると思いますが、見送られる側(転園する側)から贈るプレゼントはどんなものが良いのでしょうか?
これまでお世話になった先生、仲良くしてくれた友達にプレゼントをあげたいと思う人もいると思います。
そこで今回は、[お別れ会]幼稚園・保育園を引っ越し転園!先生や友達へのプレゼントは?ということで、引っ越し転園する時のプレゼント(※)をどうしたらいいのか、そのお悩みを解決していきたいと思います。
(※)見送られる側(転園する側)から見送る側へ贈るプレゼントです。
そもそもプレゼントする必要はあるのか?
▶ 「クラスの友達」へは、最近は渡す人が多い傾向にある
▶ 「先生」へあげるとすれば、手作りの物が良い
クラスの友達の場合
最近の流れとして、転園する側からも「今までありがとう」「仲良くしてくれてありがとう」といった意味を込めてプレゼントを渡すことが多いようです。
仲のいい友達にだけ渡す人もいれば、中にはクラス全員に渡すのが習慣になっている園もあるようです。
気になる人は以前に転園した子がどうしていたのか、聞いてみるといいかもしれませんね。
先生の場合
先生の立場からすると、個人的に受け持ちの保護者や子どもからプレゼントを受けとるということは、あまり推奨されていません。
手紙や絵などの手作りのプレゼントなら気軽に受け取ってもらえますが、お金のかかったものになると「気持ちだけ受け取ります」と断られる可能性もあります。
受け取ってもらえても、上の先生に見つかると、後で怒られてしまうとうこともあります。
特に公立の園の場合は厳しい傾向があるので、気を付けてください。
なので、どうしても渡したいという場合はこっそりと見つからないように、ということが原則です。
金額の相場
▶ 一人100~200円程度
クラス全員に渡すとなると人数が多くなってくるので、1人100~200円が相場です。
このくらいの金額だと、もらっても気を遣いませんね。
プレゼント選びのポイント
▶ 気軽に受け取ってもらえる物を選ぶ
▶ 全員違う物より、「男の子用」と「女の子用」でそれぞれ一種類ずつ用意すればいい
▶ 好き嫌いの分かれる「キャラクターもの」は避ける
▶ アレルギーを考えてお菓子は避ける
「気軽に受け取ってもらえる物」というのが一番のポイントです。
後々喧嘩になっても困るので、男の子用と女の子用を用意する程度で、ひとりひとり違ったものにはしない方が無難です。
好き嫌いの分かれそうなキャラクター物は控えて、当たり障りのない有名なキャラクターや柄を選びましょう。
アレルギーを考えて、お菓子は避けた方がいいです。
どんなプレゼントがいい?
年少・年中さんへ
▶ 「幼稚園や保育園」で使える消耗品
「幼稚園や保育園」で使える消耗品がおすすめです。
- 歯ブラシ
- ミニタオル
歯ブラシはまとめて購入すると1本50円くらいからでも購入できるので、まとめて買って一人ずつ可愛くラツピングすると可愛いですよ。
年長さんへ
▶ 来年の「小学校」でも使えるもの
来年の「小学校」でも使えるものを選ぶのがおすすめです。
これらの物は数があっても困らないのでおすすめです。
- 鉛筆
- メモ帳
- 消ゴム
- ハンカチ
- ポケットティッシュ
●男の子の場合
車や電車などの「乗り物系」、動物や恐竜などの「生き物系」がおすすめです。
●女の子の場合
「お花柄やハート柄」「動物系」のものがおすすめです。
ラッピングしたときに、「今までありがとう」「仲良くしてくれてありがとう」など、子どもからのメッセージを一言添えて渡すと素敵ですね。
先生の場合
●手作りの場合
- 手紙
- 子どもの作品(絵や折り紙)
- 写真つきのメッセージ
子どもが折ったお花や、描いた絵に手を加えて、花束風にすると可愛いですよ。
●購入する場合
先生にも手作り以外で何かプレゼントを渡したい人は、担任の先生にというより園の先生方へということで、菓子折りを渡すのが一番無難です。
どうしても個別で・・・という場合は、ボールペンやタオルなど先生が仕事でよく使うちょっとしたものや、ハンドクリームやパックなど使うとなくなってしまうものがおすすめです。
かさばらずにさっと渡すこともでき、受けとる方もそんなに気を遣わなくてすみます。
お別れプレゼントの渡し方
クラス全員に渡す場合
▶ 先生に事情を話し、カバンに入れてもらう
クラス全員に渡す場合は、担任の先生にお話しして、カバンの中へ入れてもらうのが良いでしょう。
お迎えの時間も違ってきますし、渡し忘れ等のトラブルを防ぐことができます。
一部の友達へ渡す場合
▶ お迎え後に個別に渡す
一部の友達に渡す場合は、お迎えが終わってから個別に渡しましょう。
他の友達のいるところで渡してしまうと、トラブルになってしまうおそれもあります。
先生へ渡す場合
▶ お迎えの際に保護者からさっと渡す
手作りの物は、子どもから渡してもらうのもいいですね。
先生は、子どもからもらう方が喜びます。
手作り以外のプレゼントがある場合は、子どもに渡してもらうと他の子どもや先生に見られたりしてトラブルになってしまうおそれもあります。
お迎えの時に「お世話になりました」と先生へ挨拶をすると思うので、その時に保護者からさっと渡してしまうのが良いでしょう。
おわりに
お別れは寂しいですが、心のこもったプレゼントを渡し、お互いに素敵な思い出になるといいですね。