幼稚園の預かり保育はかわいそう?その内容と認められる理由は?

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幼稚園に入園すると預かり時間か短いことで、時には困ることもありますよね。

そのような場合に備えて、最近では預かり保育を実施している園も多くなっています。

そこで今回は、幼稚園の預かり保育はかわいそう?その内容と認められる理由は?ということで、「預かり保育とは何なのか?」「どんな場合でも預かってくれるのか?」「預かり保育を利用することは子どもにとってかわいそうなのか?」といった疑問を解決していきたいと思います。

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幼稚園の預かり保育は子供にとってかわいそうなの?

▶ 他のクラスの友だちとかかわることで多くの刺激を受けたり、小学校の学童保育に抵抗なく馴染めるといったメリットもある

▶ 預かり保育になる理由をきちんと話すことで、子どもの不安を取り除くことが大切

 

他の友だちがよりも長く幼稚園にいることになるので、かわいそうと心配する人もいますが、子どもは適応能力が高いので、慣れればその時間を思いっきり楽しんでくれます。

他のクラスや違う年齢の友だちと過ごす時間が増えることで、大きいクラスの友だちから刺激を受けたり、小さいクラスの友だちに優しくしたりなど、貴重な経験ができます。

また、小学生の学童保育も、預かり保育と同じような感じで行われているので、小学生になった時に、抵抗なく学童保育に馴染めるというメリットもあります。

ただ、クラスで一度さようならをしてからの預かり保育になるので、「お友だちはもうお迎えに来たのに、何でわたし(ぼく)は帰れないの?」と思う子もいるかもしれません。

預かり保育になる理由を子どもにお話しし、「必ずお迎えに来るからね」と不安を取り除いてあげることが大切ですね。

幼稚園の預かり保育の内容は?

幼稚園の預かり保育の内容(実施日数、預かり時間、預かり保育料など)は園ごとに細かく異なっていますので、ここではおおまかな概要をご紹介します。

預かり保育とは?

預かり保育は「子育て支援」の一環として幼稚園が行っているもので、通常保育以外の時間に延長で預かる仕組みのことをいいます。

全ての幼稚園で行っているわけではありませんが、最近は保護者のニーズにより、実施している園が多くなってきています。

預かり時間は?

▶ 預かり時間は、通常保育終了後~長くても19時までのところが多い
▶ 長期休業中に、終日預かってくれる園もある(この場合8時半や9時~17時や18時が多い)

 

通常保育終了後の14時頃から17時や18時までというところが多く、長くても19時までのというところがほとんどです。

通常保育終了後だけでなく、夏休みや冬休み、春休みといった長期休業期間や、平日だけでなく土曜に実施している幼稚園もあります。

終日の場合は、8時半や9時から17時や18時までというところが多いです。

中には、7時半ら8時から通常保育開始までの間、早朝保育を実施しているところもあります。
公立よりも私立の方が比較的に実施時間が長い傾向にあります。

費用は?

▶ 料金は、平日500円程度

▶ 長期休業中の終日の預かりの場合は、1,000~2,000円程度

 

「30分や1時間で100円」というように時間単位や、「おやつ代込み1日で500円」というように日にち単位で料金を設定しているところもあります。

毎日利用する人のために、「月額1万円」のように定額制を設けているところもあります。

平日に預かり保育を利用すると1日500円程度、長期休業中に終日預かり保育を利用すると1日1,000~2,000円程度の料金設定が全国的に見ると平均的です。

保育料内に、おやつ代を含むところが多いようです。

土日は少し割り増しになるところもあります。

また、昼食についてはお弁当持参のところもあれば、300~500円で給食を用意してくれるところもあります。

内容は?

▶ クラス、学年の垣根を越えた異年齢保育で自由遊びをすることが多い

▶ お昼寝はないところが多い

▶ 私立幼稚園では習い事を実施している園もある

昼食はお弁当持参の園、有料で給食を用意してくれる園などさまざま

 

基本的には、クラスや学年の枠を外して、異年齢で合同で自由遊びを楽しむといったところがほとんどです。

保育園と違って、お昼寝を実施しているところはあまりありません。

夏休みには水遊びを行うところもあります。

また、私立の幼稚園では、英会話や運動教室のような習い事を実施しているところもあります。

預かり保育専任の先生がいたり、園の先生が交代で当番をしていたり、それぞれで体制も異なっています。

先ほども書きましたが、昼食についてはお弁当持参のところもあれば、300~500円で給食を用意してくれるところもあります。

申し込み方法は?

▶ 通年利用:入園時に申込みの園が多い

▶ 一時利用:一か月前の予約が必要な園、当日申込OKの園がある

 

就労などの理由で、通年利用する場合は入園時に申し込みをするところが多いです。

一時的な利用の場合は、一ヶ月前に予約が必要なところや、その日に利用書を書くだけで良いというところもあります。

「預かり保育」と「延長保育」と「一時保育」の違いは?

「預かり保育」と同じような意味として、「延長保育」という言葉が使われている子がありますが、厳密に言うと違っています。

幼稚園で実施している「預かり保育」に対して、「延長保育」は保育園で実施している通常保育以外の時間に延長で預かる仕組みのことです。

また、似たような意味でつかわれている「一時保育」とは、一時的に子どもを預かってもらうことで、一部の保育園や認可外の保育施設で行われています。

幼稚園の預かり保育について「申請する際に認められる理由」と「一般的に許される理由」は?

基本的に、就労はもちろん、冠婚葬祭、下の子の通院や美容院に行くといった個人的な理由など、どのような理由でも預けて良いという園が多いようです。

最近は、保護者のリフレッシュという理由でも認められるところが増えています。

中には、「近所に遊べる友だちがいないので、幼稚園でしっかり遊んでほしい」といった理由でも預かりOKなところもあります。

しかし、預かり保育にも定員があり、定員を超える場合には就労の人が優先となる場合がほとんどです。

また、長期休業や土曜日は就労や冠婚葬祭といった理由でのみ預かりOKという園もあります。

おわりに

預かり保育は幼稚園によってそれぞれ細かく違っています。

幼稚園を選ぶ際に、自分のニーズにあった預かり保育を実施しているかどうか、しっかり見極めることが大切ですね。

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