子どもが幼稚園や保育園に通いだしたら、たくさんのものが必要になりますね。
収納しておく場所を考えていなくて、園グッズがごちゃごちゃ!なんて家庭も多いと思います。
収納方法をうまく活用すれば、荷物をすっきりまとめられるだけでなく、朝の用意や帰ってからの片付けを子どもが自分でできるようにもなります。
朝の忙しい時間に、子どもが自分で自分の事をしてくれるとお母さんはとても助かりますよね。
そこで今回は、「幼稚園・保育園のグッズ収納の方法・場所!子供だけで身支度できる!」
そんな収納方法をいくつか紹介していきます。
幼稚園グッズ専用の収納棚をつくる
まずは、園グッズを全て収納できる棚を用意しましょう。
子ども一人につきひとつの棚にすると自分のものが分かりやすいです。
棚は、様々なメーカーで子供用の「身支度収納棚」が売られています。
デザインも可愛く、荷物やカバンがかけられるようになっていたり、洋服をかけられるようにハンガーポールがついていたり、使い勝手の良いものが多いですがお値段もそれなりにしますね。
あまりお金をかけたくないという場合、実は普通のカラーボックスでも充分なんです。
■ 2人で大きめの棚をひとつ使う場合は?
子供が2人いて、2人で大きめの棚をひとつ使う場合は、縦に分けてあげるようにすると、2人同時に用意する時でも邪魔になりません。
■ 幼稚園グッズ専用棚には、どうやって園グッズを収納する?
肝心なのは、棚の中にどうやって園グッズを収納するかです。
園に持っていくものや着るものなど、たくさんの細々としたものをみんな一緒に放り込んでいては意味がないですね。
以下のポイントをおさえながら、園グッズをしまっておく場所をきちんと決めておきましょう。
グッズ別
▶ ハンカチ、ポケットティッシュ、洋服、靴下など
これらのようないくつかストックのあるものは、それぞれの大きさに合ったケースを活用しましょう。
▶ カバンや上着
年齢や性格に応じたしまい方にしましょう。4歳以上の子や几帳面な子ならハンガーに掛けたりフックに引っかける収納で良いですが、小さい子や大雑把な子なら置く収納の方がしまいやすいのでずっと続けられますね。
▶ 上着、帽子、靴など
玄関に収納できる場所を作ってあげてもいいですね。靴も、しまう場所を決めてあげましょう。目印にシールを貼ってあげたり、靴を入れるかごを置いてあげたりすると分かりやすいですね。
▶ コップやカトラリーセットなど台所に置いてあるもの
子どもが自分で取り出せるところにしまいましょう。
幼稚園グッズの配置方法
▶ 準備・身支度の体勢に合わせた配置に
準備・身支度のしやすさを考えて配置しましょう。例えば、靴下は下の方に収納すれば取り出したそのままの体勢で座って履くことができるし、タオルなどカバンの中にしまうものはカバンの近くに配置しましょう。
▶ 幼稚園や保育園のロッカーと同じような配置にする
収納棚を用意したけれど、どうも片付けや用意ができないといった場合には、お子さんが通っている幼稚園や保育園のロッカーと同じような配置にしてみましょう。まったく同じにするのは難しいと思いますが、例えば、カバンの置く(掛ける)位置を右側か左側かで園と同じ方にするだけでも、やりやすくなります。
▶ 棚の近くにプリント入れを配置する
棚の上や近くに、プリント入れを用意しておきましょう。園からもらってきたお知らせのプリントは、子どもも渡し忘れやすいし親も確認をし忘れることが多いですよね。分かりやすいところにプリント置き場を作っておけば、子どもも入れておくだけで良いので忘れにくくなります。
収納棚・ケースのひと工夫
▶ オープン収納にする。
収納棚には、扉や目隠しなどはあえて付けずにオープン収納にしましょう。扉を開けるという作業がひとつないだけでも、片付けや準備のしやすさは全然違います。
▶ ケースに絵や写真を貼る(ラベリング)。
ケースには、何をしまっておく場所なのかが一目で分かるように、絵や写真を貼ってラベリングをしておきましょう。
収納棚の設置場所
■ 移動距離が短くなるように配置する
収納棚自体をどこに設置するかということも、重要なポイントになります。
2階の子ども部屋や寝室などの、リビングやキッチンや玄関から遠い場所は避けましょう。
家の間取りにもよりますが、リビングや脱衣場だと移動距離も短く済み、子どもも用意に集中できます。
ものを取るのにあちこち回って移動距離が長くなると、移動している間に遊んだりしてしまい、ダラダラと時間がかかります。
棚・小分けボックスの選び方
▶ 棚
間の仕切り板が何段階かに調節できるものが良いです。
▶ 小分けボックス
- 連結しているものではなく、一つ一つバラバラになっているものにしましょう。
- 引き出しにする場合は引き出しがスッと取り外せるタイプの方が、奥まで見えるので子どもには使いやすいです。
- 同じ種類・シリーズで統一するとスッキリ見えます。
- 色は白や黒などを選びましょう。そうすれば、後々買い足すときに同じ種類のものが廃盤になったり見つけられなくなったりしても、似たようなものを選べますね。
他にも、「仕切り板に引っ掛けるタイプのかご」などもうまく活用してもいいですね。
学年が変わったり大きくなってくるにつれて、収納する園グッズも変わってきます。
後々、配置替えすることも考えて棚や小分けボックスを選びましょう。
さいごに
子どもが、自分の事は自分でできるようになるために、準備してあげることはとても大切なことです。
家の間取りや用意する園グッズはそれぞれ違うので、子どもや家庭に合ったやり方を見つけましょう。