子供の友達が嫌い・苦手!他人の子だから可愛くないのは仕方ない?

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子供に友達ができることは、親として本当にうれしいことです。

しかしそんな友達の存在が、時には親を悩ませる原因にもなってしまうのは何とも皮肉なものですね。

最近は昔と違い、子供が遊べる場所がどんどん少なくなっています。

近くに公園などがあればいい方ですが、近隣の騒音問題や安全防止による制限も多く、どうしても自宅を開放せざるを得ない場合もあるのが現状です。

子供は子供同士と割り切れればいいですが、小さいうちは親も関わることが多いため、(正直苦手だなあ)とか、(あんまり好きになれないなあ)と感じる友達も多いといいます。

そこで今回は、「子供の友達が嫌い・苦手!他人の子だから可愛くないのは仕方ない?」ということで、子供の友達に悩むママの心を軽くするべく考えていきたいと思います。

子供の友達が嫌いって思うのはおかしいこと?

まず初めに言っておきたいのが、親子であってもそれぞれ一人一人の人間です。

子供が好きな友達でも、必ずしも大人である自分が好感を持てるかといえば、決してそうではありません。

つまり、(子供の友達だけどちょっと嫌いだなあ)(あんまり好きな感じじゃないなあ)と感じるのは、別におかしいことではありません。

それぞれ環境も親の教えも異なる中で育っているわけですから、共感できない部分があっても仕方がないのです。

とはいえ、子供にも当然友達を選ぶ権利はありますから、親の考え方だけを押し付けるのだけは絶対にやめましょう。

また嫌いだという先入観を持ってしまうと、すべての行動が嫌いだと感じてしまいます。

たとえ不快に思う気持ちがあったとしても、大人であり親という立場である以上、冷静な目で見守ることも大切です。

子供同士で遊んでいるときに、(これは違うな)(これは危険だな)と感じるときには、自分の子供に言うのと同じ感覚で注意してもいいと思います。

家に招いたときに、家のルールを守れない、注意しても直せないというときには、次回から自宅で遊ぶのをやめればいいことです。

わが子にもそのルールを話し、その友達と遊びたいのであれば公園などの外で遊ぶことを提案しましょう。

  

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子供の友達が苦手だと感じるのはどんな時?

大切なわが子の友達、でもやっぱり親から見ると(苦手だなあ)と感じることってありますよね?

では、どんな時にそう感じるのか?

多くのママがそう感じる瞬間を集めてみました。

  • お互い面識があるのに、会った時に全然あいさつをしないとき。
  • 家に来た時に、「お邪魔します」「ありがとうございます」などが言えず、とにかくマナーが悪いと感じるとき。
  • わがままがひどく、どうしても言うことを聞けないとき。
  • 言葉やそぶりが乱暴で、印象が悪いとき。
  • 子供なのに言葉や態度がすごく図々しいと感じてしまうとき。
  • 休日なのに朝早くから遊びの誘いに来るとき。
  • 家に来た時に、自分の遊べる時間はまだだからといってなかなか帰ろうとしないとき。
  • 遊びに来る回数があまりに多いとき。

 

これらは、多くのママが子供の友達に対して苦手意識を持ちやすい理由です。

どれも親の理想や常識から外れているために、不快な気持ちになり、しだいに苦手と感じてしまうようです。

特に家に招いた時には近くで見ているため、それらがあからさまに見えやすく、より悪い印象を持ちやすいといえるでしょう。

  

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子供の友達に苦手意識持たないようにする対処法

あまり理想を求めすぎないこと

親も人間ですから、苦手だと感じてしまうのは仕方がないことです。

しかし、子供はまだ十分に成長しているわけではなく、大人のように行動できるわけではありません。

時には見て見ぬふりというように、寛大な気持ちで受け止めてあげたいものです。

危険な行為やあまりに非常識と感じるときには、大人として注意することは大切ですが、そうでないときにはぐっと黙って見守るという姿勢を心がけましょう。

家で遊ぶ時には、ルールやお願いしたいことを明確に伝えておくこと

家で子供が遊ぶ時には、遊べる時間、遊んでいい部屋、食べ物や飲み物について、静かに遊ぶことなど、あらかじめルールやお願いしたい内容を子供たちに伝えておきましょう。

わが子も含め、それらを守ることが家で遊べる条件だと決めておくことで、お互いにストレスをためずに過ごせます。

そのルールの範囲であれば細かいことには親も目をつぶる、それができないようなら家で遊ぶ約束はしないことです。

親が子どもの中に立ち入らない

学年の小さいときを除き、基本的に子供は子供同士で遊ばせるようにしましょう。

家を遊び場所にするのではなく、なるべく外で自由に遊んだり、週に何日かは習いごとを増やしてみるのもおすすめです。

親はどうしても近くにいすぎることで、必要以上に子供の付き合いに介入しがちになります。

ある程度一定の距離感を保てるようにし、子供を信じて見守ることが大切です。

深く介入しすぎないことで、子供の友達への苦手意識を少なくすることができるでしょう。

  

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他人の子供が「可愛くない、嫌い」っていう思いをどうしたらいいの?

世の中『親バカ』という言葉があるように、わが子は目に入れても痛くないほど可愛いものです。

そしてよその子も、自分の子供と同じくらい可愛いと思える人もいれば、中にはどうしてもよその子は可愛いと思えない、むしろ嫌いだなっていう方もいます。

一人の親として大人として、このような感情を持つことをいけないことだと思い悩む人が多いですが、人の気持ちに正しいも正しくないもありません。

だから、たとえそんな感情を持ったとしても、どうか悩まないでほしいと思います。

ただし、大人としての理性で、子供たちの前でその感情をそのままむき出しにするのはやめてください。

子供は見ていないようでも、実はしっかりと親のことを見ています。

親が自分の友達にそういう態度をしめしていると、子供も真似をして苦手な子に対して同じような態度をとることがあります。

また、自我が強くなる思春期以降は、親に対する信頼を持てなくなることもあります。

必要以上に愛想よくということではありませんが、できるだけ普通に接するように心がけましょう。

それがどうしてもできないというときには、必要以上に関わらないようにするのも1つの方法です。

私の経験からのアドバイス(子供が大きくなった今やっと分かったこと)

わが家には中学生の男の子と小学生の女の子がいます。

そんな一人のママとしてのアドバイスです。

10年以上も昔、わが家に初めての男の子が誕生したとき、わが子ってこんなに可愛いんだと実感しました。

初めての子供ということもあり、ちょっと過保護かな!?と思うくらい、大事に大事に育児していました。

公園の砂場で一緒に遊んでいた時、後から来た子が砂をふりまいたり、勝手におもちゃをとったりすると、(嫌だなあ)と感じました。

幼稚園に行っているときに、おとなしかったわが子は、乱暴で暴れまわる男の子にケガをさせられそうになり、ヒヤヒヤしたこともありました。

わが子が可愛いと思えば思うほど、小さい頃はまわりのお子さんの行動がちょっと気になったものですが、そんなわが子も成長して小学校に上がると、思いのほか活発な子になっていました。

男の子ですから、悪気はなくてもふざけて失敗することもありました。

親として頭を下げることももちろんありましたし、人に迷惑をかけたこともあります。

思春期になればそれなりに汚い言葉を使ったり、イライラして親にあたることもあります。

(コンチクショー)って腹が立つこともたくさんあります。

そんな経験をしながら育児をしてくると、小さな頃は(うちの子に限って…)という思いが強かったことを反省しちゃいます。

結局わが子も同じように人に迷惑をかけたり、励まされたり、時には応援してもらったりというように、すごくまわりに助けられながら大きくなってきたのです。

そして、まわりに助けられてきたのは子供だけではなく、私自身も同じです。

思うように育児が回らず、しんどいなあと感じた時に気持ちを救ってくれたのは同級生のママでした。

わからないことばかりで、困っているときに助けてくれたのもママ友でした。

成長した子供たちを改めて振り返ると、幼稚園の頃にすごくヤンチャだった子が、まじめで優秀なお子さんに成長していたり、昔は苦手だった子が、今はわが子を助けてくれていたり、人生って不思議です。

わが子もそうですが、人は成長しながらいろいろと変わってきます。

そして必ずいろいろな人に支えられながら大きくなっていくのです。

わが子可愛さによその子が不快に感じることはありますが、(いつか必ず人に助けられる時が来るんだなあ、もしかしたら苦手な子が、すごくいい子に変わっているかもしれないなあ)って、頭の片隅にでも残しておいてほしいなあと思います。

さいごに

今は世の中がとても多様化しているため、育児が難しい環境にあるといわれています。

共働きの世帯が増え、核家族化が進み、昔のように大勢で育児に関わることが少なくなった分、ママ一人にかかる負担が多いといえます。

ひとり親家庭も多く、経済的負担や心労が多いこともさらに拍車をかけています。

正直、人の子まで可愛いと思える余裕はないのかも知れませんが、誰とも関わらずに大きくなることはできません。

親も年齢を重ねるごとに多くの人に関わってきたように、これから子供たちもたくさんの出会いの中で成長していきます。

どうか、親の気持ちだけで子供の世界を小さくしてしまわないように、1歩下がったところで温かく見守っていけるといいですね。

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