家事と育児の両立。それに仕事も加わると毎日が24時間あっても足りませんよね。
旦那さんのサポートや両親などのサポートがあるかもしれませんが、毎日の繰り返し作業はやはりママに負担がかかってきます。
少しでも毎日たのしく、楽にこなしていきたいとおもいませんか?
今回は毎日戦うママにとって課題である育児と家事がうまく進むような両立方法、旦那さんが協力してくれるようになるコツをご紹介したいと思います。
料理で時短
家事の中で一番手間がかかるのが料理。
でも手間がかかるからこそ、短い時間でおいしいご飯をつくるテクニックがたくさん隠されています。
例えば、このような時短(手抜き)テクニックが大変効果的です。
■ 電子レンジ
ちょっとめんどくさいナムルやおひたしなどの副菜ですが、ほとんどが電子レンジで調理できます。数分加熱するだけなのでとっても早くできます。
お湯を沸かすのに火元をひとつとられることもありませんし、野菜も水っぽくならずに栄養も損なわれません。
■ ホットプレート
お好み焼きやたこ焼きはもちろん、あんかけかた焼きそばやハンバーグだってつくれます。
ホットプレートはフライパンより広いので、付け合わせの野菜も一度に焼くことができます。
アツアツのまま食べられるという魅力もあります。
■ キッチンバサミ
キッチンバサミはとても便利なアイテムです。
とくに離乳食期には役立ちます。
うどんを細かく切ったり、取り分けたときに少し大きい具材を切ったりできます。海苔にご飯を挟んで小さく切ると手でつまんで食べられるのでつかみ食べが上手になります。
私の米嫌いな息子も、これならパクパクとおいしそうに食べてくれました。
毎日の育児と家事で疲れていると、ご飯だけでもおいしいものを食べたいですよね。
手を抜いてもおいしいものはつくれます。
おうちにある道具や家電をフル活用して、おいしいのに簡単な料理を楽しみましょう。
夫がイクメンになるかはママ次第
育児と家事、さらに仕事もこなしている人もいるなかで、旦那さんの協力なしではクタクタになってしまいます。
お仕事している人と、おうちでこどもをつきっきりで見ている人、どちらが大変なのでしょう。
それは両方大変で、どちらということはありません。
これは旦那さんに知っていてもらいたいことですが、ママはひとつの体で色んなことをこなしてるんですよ。
どちらも毎日大変で忙しいのに、旦那さんが協力してくれないとストレスが溜まりますよね。
だからといってイライラしたその状態で言ってもうまく伝わらず、旦那さんもイライラしてしまいます。
そこは協力してもらうためにもうまく言うしかありません。
「お仕事お疲れ様。疲れているとは思うけど、洗濯物片付けてくれたら助かるな」
「今度の休日はあなたの手料理が食べたいな」
など、優しく言えば快く手伝ってくれるでしょう。
そして大切なのは「助かったよ。ありがとう。」とお礼を言うこと。
簡単なことですが忘れがちです。
自分では「家事・育児もやっているつもり」で誇らしげにしている旦那さんを見て少しイラッとしたりするかもしれませんが、また次も手伝ってくれることでしょう。
そこが重要なのです。イクメンは勝手に育つわけではありません。
ママがうまく旦那さんにお願いや役割分担をすることで、それがいつのまにか普通のことになっていくのです。
こちらがお礼やお願いをするときに優しくしていると、旦那さんも優しくしてくれると思います。
思いやってほしいときはこちらからも思いやる気持ちが大切ですね。
毎日の繰り返しの「家事」を楽に
一番大変なのは毎日繰り返される家事です。
■料理
料理は日持ちするものをたくさん作ってリメイクしたり、買ってきたお肉を一度にたくさん漬けて冷凍したりと、できるだけ一度にやってしまう方が時間のロスは少なくてすみます。
■アイロン掛け
旦那さんのアイロン掛けも、何日か分を一気にやってしましましょう。
■掃除
掃除だって、いつもは時間を気にせずにできるモップ掛けにしておいて、時間のある時にそうじ機をかけるのもいいと思います。
少し手を抜きながら、でも生活水準を変えないように工夫することが楽になる近道です。
カレンダーにスケジュールを書いて、旦那にアピール
カレンダーにスケジュールを書いて冷蔵庫などに張っておくと必ず目につくのでオススメです。
さらには、例えば予防接種や検診など、こどもの予定を書いておくと旦那さんにも知らせることができます。
それで休みをとるのは難しいかもしれませんが、帰宅したときに「今日はどうだったの?」と言われることでしょう。
ママにとって、「今日は何してたの?」はなにもしてないと言われているようでイラッとする言葉でも、「今日はどうだった?」と聞かれるのは気遣われている言葉なのでうれしいのです。
少しの違いですが、受けとる気持ちは全然違ってきます。
ママは自分のことよりこどものことを気にかけてくれるほうがうれしいので、自分でもアピールしていきましょう。
家族の人数分に分かれた便利なカレンダーも書店に行けば売ってあります。
旦那さんの飲み会の予定の隣に参観日などが書いてあると少し早く帰ってきたりお土産を買ってきてくれるかもしれませんよ。
【体験談とアドバイス】育児・子育てと家事の段取り・両立のコツ
ここでは、先輩ママさんたちから寄せられた体験談をご紹介します。
ママさんたちが、どのように育児・子育てと家事を両立させたのか、その段取りや両立のコツをご覧ください。
1. ハンドルネーム:うさお 2. 年齢:40歳 3. 職業:会社員 4. 子供の年齢:0歳子供ができたと分かった時、まずしたのは引っ越しです。 とにかく会社から徒歩で行ける範囲内に住むこと、それが家探しの条件でした。 私が子供を妊娠したのは、東北の大地震の直後です。 あの時、東京でも多くの人が職場から郊外にある家まで帰りつくことができませんでした。 同僚にも、保育園に子供を迎えに行けない人がとてもたくさんいました。 みんなもう気も狂わんばかりだったのを覚えています。 その経験があった私は、もし何かあった場合、すぐに子供を迎えに行けない・会えないという状況はとても耐えられないと思ったのです。それが理由でしたが、結果的に職住隣接はいいことばかりでした。 家が近ければ時短にする必要もない。 何より、育児でヘトヘトなのに、会社への行き帰りに満員電車の各1時間でさらに疲弊する必要がなく、 いつでも元気なコンディションで子供と向き合えたという精神的余裕は大きかった。 時間があれば家事も余裕でこなせます。 子供を送り出してから、掃除洗濯に夕飯の下ごしらえまでやれる時間があるのは大きかったです。 始業の10分前に家を出ればいいし、歩いて行ける清々しさもポイントでした。 また、会社の近く=都心に住むことになったわけですが、 それまで全く知らなかったのですが、都心は子育て支援が手厚いのです。 保育園の費用も安いし予防接種にお金を払ったこともありません。時短なし、保育園安い、医療にお金かからない、となると都心に住むことの家賃の割り増し感も、 むしろプラマイゼロといったところでした。 これは嬉しい誤算でした。つい子育ては郊外の緑の多いところで、という発想になりがちですが、 母親の心身の健やかさを優先するには、都心暮らしもオススメです。 |
1. ハンドルネーム:ぱぴちゃんママ 2. 年齢:37歳 3. 職業:スーパーのレジ打ち 4. 子供の年齢:3歳家事と子育ての両立のコツはいかに無駄な時間を省けるかだと思います。当時はレジで5時間のパートをしながら家事育児を行っていましたが、 時短という意味ですべてが徒歩圏内にある環境を作り上げました。古い割りには少し高いけど立地条件の良い公団に住み、下には保育園がある、歩いて3分のスーパーで レジ打ちという感じです。銀行、郵便局、他のスーパーも徒歩圏内にあり生活には困らない、無駄な時間は使わない生活っといった感じです。 次に子供時間にすべて合わせるということ。起床から就寝まで一緒にするということです。夜更かしはしない。自分時間はたまに訪れる夕寝タイムと仕事が休みの日でも 保育園に預け、有意義に使うことです。休みの日には一週間分の食材の調達だけは午前中にすましておき、同時に一週間分の大体の献立を考えてメモしておくと無駄な時間 や無駄な買い物をしなくて済みます。肉はめんどくさくても小分けして冷凍していました。 手抜き方法としては、みそ汁やスープは二日分作る、米も二日分炊くなど、メインのおかずだけを考えればいいようにすると楽でした。 タイムスケジュールは、朝7時半起床、朝ごはん、着替えなどの準備、をしている間に洗濯。九時に保育園に連れていき、そのまま、職場へ。午後4時まで働いてそのまま お迎えへ、帰宅後は遊ばせながら家事をする2DKの間取りでしたので死角もなくキッチンにいても子供を見れる状態でした。洗濯を取り込んだりしながら夕飯、お風呂の準備 をして、午後6時には夕飯、大体だらだら食べても一時間で終わらせます。そしてお風呂へ。冬場の寒い時期を除いてはシャワーで10分くらいで済ませていました。 あと午後8時には寝かして自分のことをして自分も9時には就寝といった感じです。 アドバイスをするとすれば、料理も環境も時短が一番。合間合間で休憩を取らず、夜ゆっくり寝る、テレビは休みの日くらいしか見せない。自分の時間は自分の休みの日に作る。ということです。 |
1. ハンドルネーム:夏みかん 2. 年齢:35歳 3. 職業:専業主婦 4. 子供の年齢:6歳現在4歳になる娘の母です。産後4カ月で保育園に預け仕事復帰をしました。 仕事と家庭との両立で1番の心配は、子供と過ごせる時間の確保です。幼稚園に通っているお子さんに、比べて、保育園に行っている娘は、親と過ごす一日の時間ぎ短く、寂しい思いをさせているのではないかとずっと悩んでいました。しかし、保育園での生活に慣れて、先生やお友達と楽しく過ごしている様子を見て、休みの日にたっぷり愛情をそそいで、一緒にいる時間を大切にしようと、心に決めてからは少し気持ちが楽になりました。子育てをしていく中で、毎年悩みが変わっていくのを感じます。0歳、1歳、2歳、3歳、4歳と、その時その時の成長で悩んだり気にしすぎてしまったり、娘と共に私自身も成長しなくては、と思うこの頃です。両立のコツは、旦那に家事分担を協力してもらうこと。急な発熱の時などに、任せられる両親が近くにいてくれること、買い物は、行く時間がないので、生協などの宅配サービスを利用すること、料理は時短でできるように、カット野菜などを利用すること、神経質になりすぎないこと、だと思います。 全てを、完璧にしようとすると、無理が出てきますので、手を抜ける事は楽をして、時間があるときは家庭を第一に考えて生活するようにしています。 |
1. ハンドルネーム:みりん 2. 年齢:39歳 3. 職業:主婦 4. 子供の年齢:0歳新生児の頃は寝ているだけの赤ちゃんも、半年過ぎる頃から起きる時間も増えてなかなか家事がはかどりません。8カ月頃から赤ちゃんの生活時間を整えるようにしました。起きる時間は6時、朝寝は9時から1時間とかです。 起きる時間を見計らって先に起きて朝ご飯を用意をする。起きてきたらすぐ食べてテレビを見ている間に後片付けや洗濯をする。朝寝の時間に軽く掃除を済ませ、起きてきたら買い物に出かける。お昼ご飯を食べて一緒に遊ぶ。昼寝の間に携帯をいじりながら、1人でおやつタイムです。まだ寝てたら洗濯を取り込みます。起きてきたらテレビをつけて見ている間に晩ご飯の準備、できたら一緒にお風呂に入ります。お風呂から上がり少し遊んだら晩ご飯を食べます。夫が帰ってきたら夫に赤ちゃんの相手をしてもらい、後片付けや夫の晩ご飯の準備をします。 赤ちゃんを寝かしつけをしている間、夫は後片付けをしてお風呂に入ります。だいたい毎日こんな流れで家事育児をしているので、なんとかはかどっています。 夫が休みの日はお風呂や赤ちゃんのご飯を食べさせてくれたりします。 テレビを見ていても、飽きて泣き出す時もあります。 間取りはカウンターキッチンなので料理をしていても赤ちゃんの様子が見えるので、すぐに駆けつけます。 泣き止むまで相手をしてオモチャで気を反らすことが出来たら家事に戻ります。 |
さいごに
さいごに、モヤモヤしても我慢するのは大切かもしれません。
しかし、それがストレスとなって爆発してしまっても旦那さんにはなんのことやらわかりません。
気がついたことやしてほしいことはその都度言っておくのがお互いうまくいく秘訣なのかもしれません。
大変なことも二人で支え合えば半分になります。助け合って楽しく過ごしていきましょう。