子どもがいると思い通りにならないことばかりですね。
子育て・育児に対する悩みや不安がたくさんあって「私って子育てに向いてないのかも…」「二人目がほしいけどやっていけるか不安」と感じているママや、「子どもができてもちゃんと育てられる自信がない…」と思っている方も多いと思います。
そこで今回は、子育て・育児向いてない母親、そんな人の特徴・性格について、考えてみましょう。
子育て・育児に向いている母親の特徴・性格
まずは子育て・育児に「向いている」と思われる人の特徴を見てみましょう。
- 社交的
- きれい好き
- 決断力がある
- 気が長く、イライラしない
- 体力がある(タフ)
- 睡眠不足に強い
- ストレスに強い
- 忍耐力がある
- いつでも子ども目線に立てる
- 急いでいても子どものペースに合わせて待てる
挙げ出したらきりがないですね。
子育て・育児に向いていない母親の特徴・性格
では子育て・育児に「向いていない人」の特徴は、先に挙げた「向いている人」の特徴の反対だということになりますね。
- 内向的
- 掃除が苦手
- 優柔不断
- 気が短く、すぐにイライラする
- 体力がない
- 睡眠不足に弱い
- ストレスに弱い
- 忍耐力がなくすぐ諦める
- 子ども目線に立てず、自分勝手
- 急いでいると、子どもを待てずに自分でやってしまう
筆者にもやはり当てはまるものはいくつかあり、これを見るとちょっと自信が無くなってしましますね。
特徴が当てはまるからと言って、育児の向き不向きは決められない
こうして特徴を並べてみると、子育て・育児に向いている人は何においても完璧な人に見えますね。
しかし、よく考えてみてください。
こんなに完璧な人はいるでしょうか。
確かに、母親の性格や特徴によって、子育ての向き・不向きなどはある程度はあるのかもしれません。
しかし、「向いている人」と「向いていない人」を単純に切り分けられるものではないと思います。
まず、「向いている人」の特徴を見てみましょう。
例えば、「きれい好き」の人は、子供が部屋などを汚すと人一倍ストレスを溜めてしまいがちです。
また「忍耐力がある」と言っても辛い状況の育児に耐えてばっかりだと、いつか爆発して気持ちが壊れてしまうので人に甘えることだって大切です。
そもそも、子どものわがままやグズりなどで家事や自分の用事も満足にできないと、誰でもストレスに感じますよね。
仕事や約束の時間がせまっているのに、何もかも子どものペースに合わせるなんて言ってられないですよね。
頭ごなしに叱らずに子どもの立場に立って考える、なんて言うけど親だって人間です。
誰だってそんな余裕もないくらいに怒鳴ってしまうこともあります。
特にイヤイヤやなぜなぜの時期は本当に誰だってストレスが溜まる一方です。
また、逆に子育て・育児に「向いていない人」の特徴を見ても、同じですね。
内向的でも育児はできるし、お母さんが掃除が苦手でも、掃除をする意味が子どもに伝わればいいんです。
部屋をピカピカにしなくても子どもは育ちます。
「気が短く、すぐにイライラする」という人だって、逆にタイムスケジュール管理に向いている性格ともいえます。
また、「優柔不断」ということは、それだけよく考えてから行動しているということです。
子育て・育児に向いていないとされる人の特徴でも、時にはそんなことも必要だし、うまくフォローしたりパパや家族に助けてもらったりすることでうまくいくものなんです。
このように、こういう性格だから子育て・育児に向いているとか向いていないとかは、簡単には決められませんね。
子育ては完璧でなくていい
「私の子育ては完璧!」と思うママはほとんどいないのではないでしょうか。
筆者は保育士・幼稚園教諭として働いていた経験がありますが、自分の子どもとなると、子育てのやり方に悩んで向いていないのではないかと思うこともあります。
ベテランの先生も、我が子の子育ては難しいとよく言っていました。
子どもの保育に慣れているプロの先生でさえ、子育てに不安になるんです。
ママさん達が子育てに自信をなくし、向いていないと感じるのはごくごく当たり前のことなんです。
むしろ、それだけ子育てに対して真剣に向き合っているということですね。
子育ては完璧でなくていいんです。
というか、完璧にできる人はいないと思います。
失敗したり悩んだりしながら、子どもと一緒に成長していくものではないでしょうか。
完璧にしなければと思う人ほど、イライラし、ストレスが溜まります。
結果的にうまくいかなかったときに、「私はダメな母親だ」「子育てに向いていないんだ」と落ち込んでしまいます。
ダメな母親だ、子育て・育児に向いていないと感じたら
まずは、息抜きをしましょう。
パパや家族に相談して協力してもらい、少しでも一人になれる時間を作りましょう。
そして落ち着いたら、気持ちを新たに進んでいけばいいと思います。
「子育て・育児に向いていない」と思うのは、やろうと思ったことができなかったり、うまくいかないからですよね。
ここで大事なのは、できない時やうまくいかない事があって当たり前ということです。
赤ちゃんが泣きっぱなしで洗濯や掃除ができなかった、買い物中に子どもがグズって大変だった、イヤイヤばかりで何もできなかった…。
そんな日もあっていいんです。
筆者もそうですが、「旦那さんに子育て・育児や家事がうまくいかなかった(できなかった)ことを知られる」ということが一番嫌でした。
そんなママさんも多いと思います。
まずは、旦那さんにそういう日もある、子どもと1日一緒に過ごすということはそれだけ大変なことである、ということを理解してもらいましょう。
それだけでもずいぶんと気持ちが楽になります。
また、次はうまくいくように対策をとったり、程よく手抜きのコツをつかんだり、家族に協力してもらったりして、無理のない程度に子育てすればいいんです。
他のママさんと比べがちですが、親も子どもも、性格やできることが全然違うので家庭ごとに違って当たり前なんです。
自分のペースで子育て・家事をしましょう。
さいごに
子育て・育児に向いていない人なんていません。
うまくいかなくても、不安なことがあっても、ちゃんと子どもは育つし、子どもと一緒に親も成長します。
自分なりにできれば大丈夫です。
みんなが子育てを楽しんでできるようになればいいですね。