赤ちゃんの成長はとてもはやく、とくに最初の1年間はめまぐるしく変化していきます。
つい先日まではあんなに小さくてなにもできなかった赤ちゃんも、気づけば一人でできることはたくさん増えていっています。
うれしいような、寂しいような・・
赤ちゃんの成長は親の心も成長させてくれます。
その成長ですが、一応目安の時期があります。首座りは3カ月くらいから、など少し幅はあるといってもだいたいがそこにおさまっていきます。
それでは、それより早くできるようになったり遅かったときは?
なにか異常があるのかと、とても心配になってしまうかもしれません。
今回は赤ちゃんが6カ月のときのつかまり立ちについて細かくまとめました。
いつからつかまり立ちをはじめる?
つかまり立ちを始める時期は個人差が大きく、目安としては8~11ヶ月となっています。
ですので、6ヶ月だとまだまだつかまり立ちをするにははやいような気がします。
しかし、個人の興味や体の発達はまちまちなので、もし6ヶ月でつかまり立ちを始めてもおかしなことはありません。
6ヶ月でつかまり立ちに興味をもつ子もいれば、自分の力で色んな所に行けるハイハイが得意な子もいます。
つかまり立ちをはじめるにはこちらがどれだけ無理やり立たせようとしても体の発達が追いついていないと転倒などの危険につながります。
6ヶ月でつかまり立ちができるようになる子は体の発達が早く、骨や筋肉が十分発達していると思われます。
また、つかまり立ちにはバランス感覚も必要になってくるので、バランスのコツをつかむのが上手なのでしょう。
こちらから無理につかまり立ちさせようとするのはおすすめしません。
まだまだ興味がないことも
自分の手の届く範囲にお気に入りのおもちゃがあったり、下からの目線が好きな子はこちらがどれだけ促しても興味をもちません。
ハイハイやズリバイが上手な子やおすわりで周りを見渡すことが好きな子など、赤ちゃんによって興味はそれぞれです。
色んな景色や体勢を実践で教えてあげることは大切ですが、好きなことを変えることはできません。好みだと思って受け止めましょう。
立ったときの目線が変わることに興味を示せば積極的に立とうとする時がきます。
ハイハイがなぜ必要か
ハイハイをすることがなんとなくいいということはいろんなことから言われることですが、その理由はなんでしょうか。
ハイハイをすることによっていいとされる影響は、以下のようなものがあります。
・器用になる
ハイハイは手を広げて前に進みます。そのときに指先まで力をいれるので、指先まで信号がいきやすくなります。そのため、指を自由に使えるようになるのがはやいのです。
・体幹が鍛えられる
大人になると四つん這いで移動することなんかめったにありませんよね。実は四つん這いの体勢は色んな筋肉、骨をフル稼働させています。
ですので、全身が余すことなく発達できるのです。
・骨が正常に発達する
ハイハイのときに使う背骨は赤ちゃんのころに大きく発達します。大人になって鍛えようと思っても難しいところなのです。
長くハイハイする赤ちゃんはこの背骨が正常なかたちになるので大人になって腰痛に悩まされる心配が減ります。
・肺などの内臓が強くなる
ハイハイはうつ伏せの状態のまま腕で体を持ち上げて顔は前を向きます。
大人がその大勢になってもかなりきついことがわかります。それを赤ちゃんはずっと続けるので肺が鍛えられ、他の臓器もしっかりと機能することができるようになります。
もし赤ちゃんが自分の意志でつかまり立ちを始めてもハイハイの期間が短いということはないので、そこは切り離して考えて大丈夫です。
つかまり立ちを始めたら危険がいっぱい
つかまり立ちを始めると見ておかないといけなくて大変ですが、そのなかでも一番気をつけておかないといけないのがお風呂です。
頭を洗っているときや少し目を離したスキにお風呂の淵に掴まって立っていることがよくあります。
尻もちをうまくつけてもお湯をかぶったりして危ないですが、浴槽はよく滑るのでそのまま溺れてしまうことも十分考えられます。
お風呂の淵は赤ちゃんがつかまり立ちをするのにちょうどいい高さになっているので、私自身何度もヒヤッとした経験があります。
この時期のお風呂は私の他に見てくれる人がいない日はシャワーにしていました。見ていなくて溺れてしまったら取り返しのつかないことになりますからね。
しかし、逆につかまり立ちをはじめてスムーズにいくようになったことがあります。
それは着替えです。
掴まらせている間はその行為に必死なので、そのスキに着替えさせてしまえるんです。
おむつ交換も含めて、着替えがぐっと楽になりますよ。
生後6ヵ月の赤ちゃんがつかまり立ちをした時の体験談
ここでは、「生後6ヵ月の赤ちゃんがつかまり立ちをした時の体験談」をご紹介します。
①つかまり立ちをした時の赤ちゃんの様子・するまでの様子
② つかまり立ちの練習内容・アイテム
③ 行った転倒防止対策
④ 生後6ヵ月以降の赤ちゃんの健康状態(O脚になっていないか等)
についての体験談が寄せられていますのでぜひご覧ください。
1. ハンドルネーム:ゆうたん 2. 年齢:37歳 3. 職業:専業主婦 ① 生後6ヵ月でつかまり立ちをした時の赤ちゃんの様子・するまでの様子
② つかまり立ちの練習内容・アイテム 特に無し
③ 行った転倒防止対策
④ 生後6ヵ月以降の赤ちゃんの健康状態(O脚になっていないか等) |
1. ハンドルネーム:くるみ 2. 年齢:29歳 3. 職業:専業主婦
① 生後6ヵ月でつかまり立ちをした時の赤ちゃんの様子・するまでの様子
② つかまり立ちの練習内容・アイテム とくに練習という事はしていなかったです。 ただ、少しクッションの高い大きめの座椅子を支えにして立つような仕草は自分からしていたように思います。
③ 行った転倒防止対策 お姉ちゃんたちがつかまり立ちをした時も、まだ立つことがままならないのにつかまり立ちをして後頭部から倒れるようなことが何度もあり、ヘルメットでも買おうかと悩んだ時期もありました。結局ジョイントマットを敷いて衝撃を軽くするような対策はしましたが、今回末っ子の長男は足腰も割としっかりしていること、お姉ちゃんたちがいるので人の目がある事、という理由で何もしていません。
④ 生後6ヵ月以降の赤ちゃんの健康状態(O脚になっていないか等) 今生後8か月を目前にしておりますが、健康状態は良好です。つかまり立ちから少し横歩きが出来るくらいになっており、なおさら目が離せない状態になっています。お姉ちゃんたちもつかまり立ちは早く、10か月や一歳を迎える前にはヨチヨチと歩き出していたのを覚えていますが、7歳、5歳と成長した今、お姉ちゃんたちがO脚になっていることもありませんし、走り方や歩き方にも全く問題ありません。 |
1. ハンドルネーム:Lino 2. 年齢:44歳 3. 職業:専業主婦
① 生後6ヵ月でつかまり立ちをした時の赤ちゃんの様子・するまでの様子
② つかまり立ちの練習内容・アイテム
③ 行った転倒防止対策
④ 生後6ヵ月以降の赤ちゃんの健康状態(O脚になっていないか等) |
1. ハンドルネーム:みき 2. 年齢:28歳 3. 職業:専業主婦
① 生後6ヵ月でつかまり立ちをした時の赤ちゃんの様子・するまでの様子 長女がつかまり立ちをした時、私はソファで横になっていました。 もともと5ヶ月でズリバイをしていたので、様子を見ていて私の方に向かって来てるなーっと思ったらソファに捕まって立ち上がっていました。 その時の娘は、後追いも少し始まったなーというぐらいだったので、私が近くにいないことに泣いていて、私が近くにいると自分で確認して、手を伸ばして私の服を掴んでいました。
② つかまり立ちの練習内容・アイテム 練習といった練習はしていませんが、少し高さがあるソファやローテーブル、テレビ台に捕まらせて私が後ろから支えてあげるということはしていました。 もちろん、まだ筋力がないので長時間はやらずに数秒ずつやっていました。
③ 行った転倒防止対策 まだ不安定というのもあって後ろに倒れてもいいようにクッションをしてじゅうたんも引いていました。 ローテーブルは片付けて、何もないような空間を作っていました。 うちは、まだその時期は、ベビーベットを片付けていなかったのでベビーベットに頭をぶつけても痛くないように、100均でクッション素材で防止していました。
④ 生後6ヵ月以降の赤ちゃんの健康状態(O脚になっていないか等) 今は2歳9ヶ月になりましたが、O脚にはなっていません。 転んだりはよくしますが、走ったり歩いたり跳ねたり跳んだりと今の所問題ないです。 |
さいごに
さいごに、赤ちゃんの発達はそれぞれで、周りの赤ちゃんたちを見ていると遅れていないかとても心配になるときもあると思います。
しかし、自分の赤ちゃんはそんな心配をよそに、少しずつでも確実に変わっていっています。
そんな変化を見逃してショックを受けないように、見逃さないためにも赤ちゃんと一死に遊んだりたくさん笑って毎日楽しく赤ちゃんと過ごしましょう。