もう9カ月になるのにうちの子はつかまり立ちをしないな・・?
同じ月齢のお友だちはつかまり立ちしているのに、自分の子がつかまり立ちできないと焦りますし不安になってきます。
赤ちゃんがつかまり立ちをなぜするのかご存じですか?
赤ちゃんが成長する過程で、寝返りやお座りなどのチェックポイントがありますよね。
そのなかでもつかまり立ちは今までの四足歩行とは違い自分の足で立つ、という重要なポイントになってきます。
では、生後9カ月つかまり立ちをするのに必要な赤ちゃんの体の変化や、どういった環境ができるようになりやすい環境なのか細かく見てみましょう。
つかまり立ちはいつからが目安?
つかまり立ちを始める時期はだいたい8~11ヶ月とされており、9ヶ月はつかまり立ちを始めるのにいい時期となっています。
いろんなことにどんどん興味をもって挑戦していくので、しっかりサポートしてあげてくださいね。
練習方法、やる気にさせるコツ、注意すること
つかまり立ちで一番重要なのはなんといっても赤ちゃん本人のやる気です。
赤ちゃんにやる気がなければ全然上達しませんし、自分からやろうとはしません。
これはどうにもならないことなので、ママたちにできることは環境を整えたりつかまり立ちの楽しさ、視野が変わることを教えてあげることくらいです。
では、どうやってつかまり立ちが新しいステップということを教えてあげるのでしょうか。
- 場所を用意する
赤ちゃんが手で支えられるような、腰くらいの高さのイスや箱を用意する。
- 体を支えて立たせる
赤ちゃんの脇に手を入れて立たせます。
すっかり体を支えてあげましょう。
- 自分で立てることを教える
目の前の障害物に手をつかせて、自分で支えられるようにしてあげます。
最初は掴んで立つことを維持するのは難しいので、下に重心が置けると腕を伸ばして支えやすいです。
- 後ろからサポートする
まだ体や足がグラグラするので、しっかりと後ろから支えましょう。
ある程度は赤ちゃんに任せて、サポートに徹します。
これを何度も続けていけば、自然に手がでるようになり、自分でバランスをとれるようになってきます。
注意することは
- 転倒の危険性があるので目を離さない
- 赤ちゃんがやめそうなら無理に続けさせない
ということです。
赤ちゃんのつかまり立ちによる死亡事故も起きていて、取り返しのつかないことになる前にしっかりとサポートしてあげましょう。
また、赤ちゃんのやる気を引き出すのが目的なので、無理に続けさせないようにしましょう。
つかまり立ちの成功のコツ・注意点
これもそれぞれなのですが、赤ちゃんはこれまでの成長でものを掴むことをたくさん学習してきました。
それの集大成ともいえるのがつかまり立ちです。
赤ちゃんの握力は大人が思っているよりも強く、その力で自分の体を支えるのです。
つかまり立ちに必要な発達は掴む力だけではありません。
腕を伸ばして踏ん張る力、体を支えるバランス力も大切になってきます。
今までハイハイやズリバイで鍛えてきた全身の筋肉や骨を使って立つことが出来るようになれば視野がグッと広がり、いろんなものが目に入るようになってきます。
ですので、つかまり立ちしやすいところに赤ちゃんのお気に入りのおもちゃを置いておくとそれに夢中になり、気づかないうちに上達していることが多いです。
そのときに気をつけることは、バランスがうまくとれずに転ぶこともあるので、喉を突いてしまうようなおしゃぶりなどは避けましょう。
焦らないで見守って
赤ちゃんにつかまり立ちをさせようと体を支えてあげたり、手を置くところを教えてあげるのは赤ちゃんの発達にもなるのでとてもいいことです。
しかし、赤ちゃんが乗り気でないのに無理矢理立たせたり、掴まらせて手を離したりすると思わぬ事故が起きることがあります。
まず、まだつかまり立ちがしたくない、できるまで体が成長していない赤ちゃんは掴まらせてもすぐに手を離してしまいます。
長くものを握るという指の機能が未発達なので、長く持っていられないのです。
さらに、つかまり立ちをするというのは赤ちゃんにとって大仕事です。
バランスをとらないと転ぶということを本能的に感じとっているので、緊張しながらつかまり立ちをします。
つかまり立ちに挑戦すると体も疲れますが、精神的にも疲れてしまうのです。
それを何度もさせるとつかまり立ち自体が嫌いになってしまい、立たせようとするだけで泣くことになってしまいます。
赤ちゃんの成長に合わせて、時期を見計らってうまく促していきましょう。
いつも見ているママならどのタイミングがいいかわかると思います。
やる気があるときに手伝ってあげましょう。
生後9ヵ月の赤ちゃんがつかまり立ちをした体験談
ここでは、「生後9ヵ月の赤ちゃんがつかまり立ちをした時の体験談」をご紹介します。
①つかまり立ちをした時の赤ちゃんの様子・するまでの様子、② つかまり立ちの練習内容・アイテム、③ 行った転倒防止対策、④ 生後9ヵ月以降の赤ちゃんの健康状態(O脚になっていないか等)についての体験談が寄せられていますのでぜひご覧ください。
1. ハンドルネーム:北のパパ 2. ご年齢:32歳 3. ご職業:医療事務 ① 生後9ヵ月でつかまり立ちをした時の赤ちゃんの様子・するまでの様子
② つかまり立ちの練習内容・アイテム ③ 行った転倒防止対策
④ 生後9ヵ月以降の赤ちゃんの健康状態(O脚になっていないか等) 現在は片手で何かをつかめば立てるくらいになりましたが、少しガニ股であるもののO脚ではなく股関節も大丈夫なようです。 |
1. ハンドルネーム:CORO 2. ご年齢:35歳 3. ご職業:専業主婦 ① 生後9ヵ月でつかまり立ちをした時の赤ちゃんの様子・するまでの様子
② つかまり立ちの練習内容・アイテム 赤ちゃんの成長ペースに合わせようと思っていたので、つかまり立ちの練習は特にしていませんが、スキンシップや遊びのなかで脇を両手で支えて赤ちゃんの脚を床につけて立たせてみたりしました。
③ 行った転倒防止対策 転倒防止策とまではいきませんが、つかまり立ち初期は、心配なのでほぼつきっきりでいつ倒れてもいいように後ろにスタンバイしていました。
④ 生後9ヵ月以降の赤ちゃんの健康状態(O脚になっていないか等) 生後9ヵ月以降の健康状態は特に異常もなく、脚の形も正常です。元気に歩き回り、走り回り、飛び跳ねています。 |
1. ハンドルネーム:夏のひまわり 2. ご年齢:39歳 3. ご職業:専業主婦 ① 生後9ヵ月でつかまり立ちをした時の赤ちゃんの様子・するまでの様子
② つかまり立ちの練習内容・アイテム 早く一緒に公園で遊びたいと思い、クビが座った直後からジャンパルーと言う座ってジャンプをするオモチャで足腰を鍛えていました。
④ 生後9ヵ月以降の赤ちゃんの健康状態(O脚になっていないか等) 特につかまり立ちをしたのが早かったとは思っていないのですが、歩き始めた頃からガニ股が気になり始めました。 |
1. ハンドルネーム:レモンタイム 2. ご年齢:38歳 3. ご職業:専業主婦 ① 生後9ヵ月でつかまり立ちをした時の赤ちゃんの様子・するまでの様子
② つかまり立ちの練習内容・アイテム ③ 行った転倒防止対策
④ 生後9ヵ月以降の赤ちゃんの健康状態(O脚になっていないか等) |
さいごに
さいごに、赤ちゃんは想像しているよりずっと早く大きくなっていきます。
今は早く大きくなってほしい、早く色んなことができるようになってほしいと成長ばかりが気になります。
でも、本当にすぐに大きくなってしまうんですよ。
少し前に悩んでいたことがすぐに懐かしく感じるようになります。
今しかない、赤ちゃんとの時間を大切にしてくださいね。