子供の嘘の対応・治し方は?嘘をつく小学生の心理はこうだった!

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「嘘をつかないこと」は、人が生きていくうえでとても大切なことです。

ですから親は、「嘘はいけないよ」「嘘をつくとエンマさんに舌を抜かれちゃうよ」「噓つきは泥棒の始まりだよ」などの言葉を、幾度となく子供に言って聞かせていることでしょう。

親は常に子供に嘘がいけないことだと言っているわけですから、まさか自分の子どもが嘘をつくなんて夢にも思いません。

そんな時に、もし子供が嘘を言ったことがわかったら、いったいどんな気持ちになるでしょうか?なんで?どうして?という思いばかりが頭についてしまい、不安な気持ちになることでしょう。

そこで今回は、「子供の嘘の対応・治し方は?嘘をつく小学生の心理はこうだった!」についてご紹介します。

記事の後半では、「子供の嘘をつく癖を直した体験談」もご紹介していますのであわせてご覧ください。

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嘘をつく子供の心理について~小学生頃~

小学生頃になるとたいていの子は、嘘をついてはいけないということを「言葉」では知っています。

しかし、まだまだ大人が思うほど深く理解しているわけではなく、ついついその場の状況でついてしまうことがあります。

ではそんなとき、どのような心理が隠れているのでしょうか?

まずはこんな文献をご覧ください。

 

【第9号】「子どもの嘘~どう対応する?」臨床心理士・精神保健福祉士 井上 序子

ページ番号:121167 2017112

子どもの嘘は基本的には「何らかの嘘をつく理由がある」と考えます。場合によっては「親が追い込んで嘘をつかしてしまう」ことや「親の期待に沿おうとして嘘をついてしまう」こともあります。また「自分を守るためにつく嘘」もあります。このように、嘘には必ず「何か」子どもの思いがあります。嘘をついたことがわかっても、嘘をつく悪い子というように性格に原因を求めるのではなく、「何があるのだろう」と考えてあげることが大切です。

嘘にも種類があり、「事実と違うことを言っているとわかってつく嘘」と「わからずにつく嘘」とがあります。また病的な嘘もありますが、子ども時代には用いられることが少ないです。

引用元:大阪市役所

 

うそつきな子の 背景にあるもの

[中略]

失敗に対して大人が厳しすぎると、子どもはなんとかばれないようにしたいと思う気持ちからうそをつくようになります。いつまでも怒ったり、ほかの家族にまで言いつけて蒸し返して怒ったりということが多いと、そうなるのがめんどうでなんとかごまかそうとするのです。

[中略]

また、「うちには何々がたくさんある」とか、「何々を見たことがある」など、ありもしないことを言いがちな子は、そういうことで自分が評価されたり、認められると思っているのかもしれません。うらやましいと思う子がいたり、もっと自分に注目してもらいたいと思っているということもあるでしょう。このような子は、自分に自信がなかったり、自分そのものの存在や、自分が努力したことで認められた経験が少ないことが考えられます。

[中略]

いつもその場その場で適当なことを言ったり、おおげさなことばかり言うようならば、物事を正確に伝えることの大切さがわかっていないのかもしれません。大人の社会でも社交辞令がいきすぎればうそになりますが、おおげさに表現することがあたりまえな環境にいると、真実ではないことを罪悪感ももたずに平気で言うようになってしまいます。

[中略]

引用元:Z-kai

 

これらをまとめると、嘘をつく子供には次のような心理が考えられます。

  • 怒られるのがいやだから、うそをついてでも怒られたくないという気持ち。
  • 苦手なことから逃げるための嘘。
  • 自分をもっと見てほしいし、認めてもらいたい、褒めてもらいたいという気持ち。
  • 思い込みで間違っていることに気づかず、結果として嘘になってしまうこと。
  • 誰かを喜ばせたくてついた嘘。
  • 大人も適当なことを言っているから、それが当たり前の感覚で悪びれない気持ち。

他にも子供によって違うケースもありますが、たいていの場合は、「悪いことをしようという気持ちでついた嘘ではなく、何か子供なりの理由」があってついてしまうものがほとんどです。

また、「自分を守りたいという必死の思い」「認めてほしいという気持ちの表れ」「そして周りの大人が知らず知らずに嘘をついてもいいと思わせている大人の嘘の連鎖」これらが大きく関係しています。

子供というのは大人が思うよりもずっと未熟で、「深い意味がなくても嘘をついてしまう」ことっもあります。

時には「嘘をついたと認識していないような嘘」もあります。

さらに思春期にさしかかる高学年ごろからは、これまでよりも複雑な心理が加わるため、人に心配をかけないための嘘や、自分自身のプライドを守るための嘘など、さらに違った心理が加わります。

嘘をついたという事実にばかり目を向けるのではなく、どうしてそうなったのかその背景を知ることが大切だと思います。

 

嘘をつく子供への対応

嘘はいけないと教えているにもかかわらず、親の意に反してわが子がうそをついてしまうと、たいていの親はまず嘘をついたことに対して怒ります。

しかし、子供の嘘にはそれなりの理由があるため、親の対応の仕方によってはさらに嘘を重ねることにつながります。

ですから、大人がしなければならないことは、まずは冷静になって、嘘を知ってもいきなり怒るのではなく「なぜそのような嘘をついたのか、嘘をつく必要があったのか」を聞いてあげることです。

その後、子供が嘘をついたことを正直に話すことができたら、その時は褒めてあげてください。

子供は分かってもらえたというほっとした気持ちになり、「嘘をつかなくても大丈夫なんだ」ということを学んでいけるはずです。

ですからまずは気持ちを理解し、嘘をつくのではなく、他の解決策があることを教えてあげましょう。

親の対応が伝わり、年齢とともに嘘は減っていくことでしょう。

ただし、嘘をつくことが「人を傷つけたり、人に大きな迷惑をかけたり、犯罪に結びつくような場合」にはしっかりといけないことだと伝えて、叱ることも大切です。

子供の嘘つきの治し方

子供が嘘をつく背景には、親の子供に対する接し方等が大きな原因になっているということです。

ですから子供が頻繁に嘘をつくという場合には、下記の「親の振り返り事項」を参考にしてみましょう。

「親が子供に嘘をつかせていた、つかせやすい原因をつくっていた」ということがあるかもしれません。

その原因を解消することが、子供の嘘を治すことにつながります。

親の振り返り事項

  1. 子供が嘘をつかなければいられないほど追い詰めてはいないか?
  2. 常に叱ってばかりいないか?
  3. よくできた時にはしっかり褒めているか?
  4. 子供がSOSを出していないか?
  5. 親が子供の前で平気で嘘をついていないか?

 

【 振り返りの解説 】

1. 嘘をつかせるほど子供が追い詰められている背景としては、「やりたくないことを我慢して続けている」「行きたくないところに行かされている」などがあります。

 

2. 常に叱ってばかりというのも同様で、「叱られるという苦痛から逃げたい」という気持ちがそうさせているため、いつもいつも些細なことで叱るのではなく、本当に叱るべき事実にぶつかった時だけ叱るようにしましょう。

 

4. 子供のSOSの発信には、「気づいてほしい気持ちや、心配させたくなくて隠しておきたい気持ち」などが複雑にからんでいます。どちらにしても子供自身で解決できずに、心の中は悲鳴を上げているわけです。ですから、表情や行動面など何か変わった様子がないかどうか、親として気づいてあげてほしいといえるでしょう。

 

5. 親が日ごろから嘘を平気で言っていることを、子供はしっかりと見ているということです。子供の行動を変えたいのであれば、まずは見本である大人が変えていかなければいけないのです。

発達障害が疑われるとき

子供が嘘をつく心理を考えても、親の対応の仕方も変えても、それでも子供が嘘ばかりつくという場合には、原因が他のところにあるかもしれません。

「発達障害」という言葉をご存知でしょうか?

いくつかの名称とともに症状が異なる発達障害がありますが、これらはもともと、脳の機能において欠損している部分があり、それによって引き起こされている症状です。

嘘をつくということが直接発達障害を疑う原因ではありませんが、あまりに頻繁で他に原因が見つからないようなときには、カウンセリングや専門医などに相談してみることをおすすめいたします。

親は子供のために必死になりますが、近すぎて見えない部分もあるものです。

第三者の冷静な意見から、新たな糸口が見つかるケースもたくさんありますから、自分だけで抱え込まないでほしいと思います。

子供の嘘をつく癖を直した体験談

先輩ママさんの「子供の嘘をつく癖を直した体験談」をご紹介しますのでご覧ください。

 

1. ハンドルネーム:スイカ
2. 年齢:38歳
3. 職業:専業主婦
4. 子供の年齢:4歳
5. 子供の性別:男子 

■ どのようなウソか

自分のミスをごまかすようなウソから意味のないウソまで、とにかく4歳くらいのことはウソが多い時期でした。

例えば、自分でお味噌汁をこぼしたのに「何もしていないのに床が濡れてる!」と言ってみたり、こぼしたものをハンカチで拭いたのにそれをばれないようにこっそりハンカチを洗って「汚れていたから」などと言ってみたり。

多くの場合は自分のミスをごまかすようなウソでしたが、時には「これ僕のじゃない」と自分の持ち物を人のものだと主張するような意味のないウソもありました。

それがさらっと言うので虚言癖があるのかからかっているのかと悩み、本気でやめさせようとした辛い記憶となっています。

 

 

■ 解決策

とにかくウソはいけないということを言い聞かせ、「だめでしょ!」というよりも「ウソをつかれてお母さんは悲しいよ」と訴えました。

だめと叱るよりその方が優しい息子には効果があるように思えたからです。

思った通り、「傷ついた」「信じられなくなったらお母さんは辛い」と言うと涙を流しながら「ごめんなさい」と言ってくれました。

それでも何度かウソは繰り返されましたが、その度に同じような対応をし続けました。

また、ウソをついて信頼されなくなると困った時に人に助けてもらえなくなることや、本当のことを言っても決して信じてもらえなくなるということをゆっくり丁寧に伝え、半年ほどでそのウソつき癖は直りました。

 

1. ハンドルネーム:ちなつ
2. 年齢:27
3. 職業:専業主婦
4. 子供の性別:男子
5. 子供の年齢:4歳 

 

■ どのようなウソか

私も4歳の長男が本当は自分で散らかしたおもちゃを2歳下の弟が散らかした、などの様々なウソに悩まされた一人です。

最初は、弟が出来て寂しさからウソをつくようになってしまったのかな、と思いましたが、そのことを強調して長男を叱り付けると、余計に頑なになり、ウソをつく癖も改善されませんでした。

 

■ 解決策

しかし、そんな私の悩みはある方法を試してみたところ、長男がウソをつくのを辞めました。

私は育児ノイローゼ予防のために定期的に通っているメンタルクリニックの担当医に、この頃子供がウソをつく癖を覚えてしまったようで困っています、と相談しました。

すると医師は子供の嘘には何らかの理由があると教えてくれました。

私はこれまで、長男の嘘を自分の中で考えたことはあっても、面と向かって注意をする際に必要以上に叱責や追求をすることがほとんどでした。

これも担当医が、親が必要以上に子供を追い込んでウソにウソを重ねてしまうことがあると教えていただきました。

また、時には親の期待に応えるためや自己防衛のためにウソを重ねてしまうとも。

このように、ウソをつく癖のある子供の心の中には何らかの思いがあり、ウソをついたことが分かっても、またこの子はウソばかりついて、などと見放したり、本人の自我が出てきたのだと親が勝手に思い込まないように意識するよう心掛け、今まで以上に長男の行動を注意深く観察することにしました。

ただし、ウソの中には病的なウソもありますが、幼稚園に上がる前の子どものウソにそのような物はほとんどないそうです。

担当医のアドバイスを聴き、私はこれまで以上に長男の行動を観察し、どんな時にウソをつくことが多いか調べてみました。

すると、長男は決まって私が次男の世話を焼いている時に「熱が出た」や「頭が痛い」などのウソをつくことが判明し、冒頭で自分の心の中で何となく思っていた「寂しさからつくウソ」を見つけました。

また、長男は意外にも世話好きで、「ママ洗い物があるからそれまで○○くんのお守りをしてもらえると助かるな~」と頼み事をして、出来たらうんと褒めてあげるようにしたらウソをつく癖が無くなりました。

一人っ子のお子さんをお持ちの方もお子さんに何かの役割を与えてあげる→達成できたらうんと褒めてあげる。

これをぜひ試してみて貰いたいです。

 

1. ハンドルネーム:ねこんパス
2. 年齢:40歳
3. 職業:主婦
4. 子供の性別:男子
5. 子供の年齢:小学4年生・10歳 

 

 

■ どのようなウソか

小学校に入りますと色々なタイプの子供と接する機会が増えるだけではなく、子供自身にも日に日に知恵が付いてきます。

成長するためには良いこともありますが、提出する予定の宿題をやったといって実際はやっていなかったり、友達と遊ぶと言って実際は1人で遊んでいたというウソも付くようになりました。

 

 

■ 解決策
トラブルを起こさないレベルのウソとはいえ、引き起こすのも時間の問題と感じたことから、改善するには説教もスキンシップもあるが、子供の性格を踏まえてどの方法が効果的なのかと考えました。

しかし親の立場として色々というのではなく、子供の立場として考えたら自分が同じことをやられたらどう感じるのかと教えるために、子供に対してウソを付いてみることにしました。

ウソを付く内容は、夕ご飯のおかずの内容が違っていたというごくシンプルなことですが、食べることが好きな子供からみれば前もって言っていたご飯のおかずと、実際にテーブルに並べてあるのおかずが違っていたことに怒っていました。

この時に、本人もウソを付いた後の人の気持ちが分かったらしく、全くウソをつかないとまではいかないものの、それでも以前と比べたら回数はずいぶん減りました。

あとは、ウソを付いた時の顔の「表情や癖」が分かるようになるように、日頃から子供を観察しておくことがおすすめです。

 

1. ハンドルネーム:えみちゃん
2. 年齢:33歳
3. 職業:主婦
4. 子供の性別:男子
5. 子供の年齢:小学5年生・11歳 

 

 

■ どのようなウソか

子供は現在5年生ですが、これは小学4年生の時の話です。

普段通りに学校から帰ってきて、いつも我が家では先に宿題を済ませてから、自分のやりたいこと、ゲームや遊びに行ったりさせています。

ある日宿題をやっていないことが発覚したんです。

それも一回や二回ではなくてクラスで2番目ぐらいに宿題をやってきていないランキングに入るぐらい・・

発覚したのは担任の先生が家庭訪問へ来てくれた時に、「お母さん宿題やってきているのちゃんと把握していますか?」と言われました。

私は「今までやった」?と確認して「やった」と子供が言ったことを信用していたんです。

確認はしていませんでした。

それがいけなかったんだなと思いました。

子供任せにしていたらダメだな、もっとちゃんとみといてあげないとダメだな、と思いました。

「宿題してないって先生から聞いたけど?」と子供に問いただしたらやっていないことを認めました。

その時は、「宿題は家でやる為の勉強だからちゃんとやっていかないとダメ」と叱りました。

そして「ちゃんとやって行かないならやりたいゲームなども遊びに行ったりするのも禁止にする」「ちゃんとやっていってるかまた先生にも確認するから」と伝えました。

それから私は懇談とか先生と顔合わすことがある時は「うちの子供ちゃんと宿題やってますか?」と聞くようにしています。

叱ってからは、宿題をきちんとやっていくようになりました。

先生にも確認とられるなら、ちゃんとやっていかないとまたバレると思ったんじゃないでしょうか。

さいごに

幼児期ではなく、ある程度考える力が身についてくる児童期の嘘、親は子供が嘘をつくと悲しい気持ちになり、つい叱るということを優先してしまいます。

しかし、まだまだ成長過程の小学生には、大人ほど上手に行動できるわけではなく、うまくいかないことを必死で守ろうとしたり、自分をわかってほしいと伝えながら学んでいる途中です。

ですから、親は大きな心で子供の嘘を受け止め、気持ちを理解して、それから嘘がいけないことなんだということを、ゆっくり経験の中から教えていかなければいけないのです。

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