母子手帳には成長の目安が書いてありますが、やはり我が子の成長は待ち遠しいものです。
まだすこし早いと分かっていても、早く成長する姿がみたくて急かしてしまうこともありますよね。
特に、つかまり立ちは今まで赤ちゃんだった我が子が急に大人になったように思えるので楽しみですよね。
8カ月につかまり立ちしないのは成長が遅いということなのでしょうか?
また、ハイハイをあまりしないままつかまり立ちをしてしまったらなにか影響はあるのか?
今回は8カ月の赤ちゃんのつかまり立ちについてご紹介します。
つかまり立ちはいつごろからはじめることが多い?
8ヶ月の赤ちゃんがつかまり立ちをしようとするには少し早いと思う人もいるかもしれませんが、母子手帳に書いてある目安は8~11ヶ月となっており、ちょうどいい月齢といえます。
まだまだハイハイが楽しいという子もいると思います。早く立たせようと焦ることはありません。
つかまり立ちを始めたらいよいよ目が離せなくなってきます。
視線が高くなるので興味の幅もどんどん増えていきます。
まだ危険の少ない今を十分楽しんで下さい。
つかまり立ちのコツ、環境づくり
つかまり立ちしやすい環境というのは、赤ちゃんがつかまれるような場所が何ヵ所にもあるということです。
高かったり低かったり、手をついて支えられるものもあれば掴まって立つこともできるという場所があれば赤ちゃんはじぶんの好みの場所でつかまり立ちを始めるでしょう。
低めのつかまり立ちできるところは、赤ちゃんにはハイハイで乗り越えられる障害物だと思われます。
最初はその低い障害物を乗り越えるところから始まります。
そこから少しずつ高い場所に移っていき、最終的には足を伸ばして完全に立つことができるようになります。
ですので、赤ちゃんにつかまり立ちのコツを覚えさせるためには、赤ちゃんの腰くらいの高さのものに重心を置けるようにすればうまくいきます。
そうすればだんだんバランスをとれるようになり、曲がっていた足がまっすぐになるので自然と立てるようになります。
立つのが早いと足が曲がる?O脚になる
赤ちゃんの発達には個人差が大きいのですが、なかには成長の目安とされる発達の順番をバラバラに覚えていく赤ちゃんのもいます。
その場合、体に負担がかかっていないか心配になりますよね。
特につかまり立ちをし始めたときによく言われるのが、「立つのが早いと足が曲がる」です。
確かに、歩き始めるのがはやい子は足がO脚のような気がします。
それでは、O脚は立つのが早いせいでなってしまうのでしょうか?
まず、赤ちゃんがO脚なのはごく正常なことです。
歩くのが早いからというより、最初はみんなO脚で、成長の途中でまっすぐになっていきます。
なぜ早いと足が曲がると言われるのでしょう?
それは無理に立たせようとすると本当に曲がってしまうからです。
赤ちゃんが自分でつかまり立ちをするということは、それだけ体が成長して立てるようになったと自分で判断したからです。
ですからつかまり立ちが早い子でも徐々にまっすぐになっていきます。
しかし、無理に立たせてしまうと足の骨や筋肉が未熟なために支えきれず、結果としてO脚になってしまいます。
病気の場合もありますが、やはり無理なつかまり立ちはよくないということが分かります。
このことから、つかまり立ちが早いからと言ってO脚を気にしたり、つかまり立ちが遅いからといって焦らせる必要はありません。
しないということは興味がないか体の成長がまだなのです。
ゆっくり見守っていきましょう。
ママが寝ている間も寝ぼけてつかまり立ちをすることも
生後8ヶ月の時期は、まだベビーベッドを使っているという家庭も多いと思います。
寝返りやおすわりが出来るようになったらベッドの安全柵を上まで上げるということは習慣づいていることと思います。
つかまり立ちが始まったら、それと同時にベビーベッドの床を一番下まで下げなければいけません。
もしつかまり立ちをしている途中で柵を超えてしまったら高いところから落ちてしまうことになりますからね。
ベビーベッドを使っていないという家庭でも安全対策は必要です。
転んだときに刺さってしまうような小さなおもちゃは落ちていないか、壁でつかまり立ちした時のためにクッションを用意しておくなど気をくばりましょう。
つかまり立ちをしたら手の届く範囲はかなり広がるので、今まで大丈夫だったところにも手が届いて危険です。
思わぬところまで手が届いたりするので、広く見積もって危険なもの、大切なものは近くに置かないようにしましょう。
寝ている間は注意して見守ることができないので、寝る前に十分危険がないかチェックしてから休むようにしましょう。
生後8ヵ月の赤ちゃんがつかまり立ちをした時の体験談
ここでは、生後8ヵ月の赤ちゃんがつかまり立ちをしたときの体験談をご紹介します。
つかまり立ちをしたときの状況、練習方法や転倒防止策、その後の健康状態など詳細にわたって書かれていますので、ぜひご参考にしていただければと思います。
1. ハンドルネーム:アルル 2. ご年齢:39歳 3. ご職業:会社員 ① 生後8ヵ月でつかまり立ちをした時の赤ちゃんの様子・するまでの様子
② つかまり立ちの練習内容・アイテム 特になし
③ 行った転倒防止対策
④ 生後8ヵ月以降の赤ちゃんの健康状態(O脚・成長障害など) |
1. ハンドルネーム:アキコ 2. ご年齢:40歳 3. ご職業:専業主婦
① 生後8ヵ月でつかまり立ちをした時の赤ちゃんの様子・するまでの様子 生後半年くらいで、家にある大きな座卓の端に捕まるようになりました。最初は掴んではよろけて転び、頭を打って泣く‥の繰り返し。それがだんだん、捕まっている時間が長くなり、転んでも受身が上手くなり、8ヶ月くらいになると、腕立てけんすいの様に、掴んだまま腕の曲げ伸ばしができるくらいになりました。テーブルに捕まり立ちをすると、顔が見え隠れするのが可愛いです。モグラ叩きのモグラの様にピョコピョコと上下するんですよ。
② つかまり立ちの練習内容・アイテム
③ 行った転倒防止対策
④ 生後8ヵ月以降の赤ちゃんの健康状態(O脚・成長障害など) 今、7歳ですが、特にお医者様に指摘されたことはありません。 |
1. ハンドルネーム:なみ 2. ご年齢:26歳 3. ご職業:専業主婦
① 生後8ヵ月でつかまり立ちをした時の赤ちゃんの様子・するまでの様子
② つかまり立ちの練習内容・アイテム
③ 行った転倒防止対策
④ 生後8ヵ月以降の赤ちゃんの健康状態(O脚・成長障害など) |
1. ハンドルネーム:春 2. ご年齢:29歳 3. ご職業:専業主婦
① 生後8ヵ月でつかまり立ちをした時の赤ちゃんの様子・するまでの様子
② つかまり立ちの練習内容・アイテム 特になし
③ 行った転倒防止対策
④ 生後8ヵ月以降の赤ちゃんの健康状態(O脚・成長障害など) |
1. ハンドルネーム:灰色ウサギ 2. ご年齢:29歳 3. ご職業:団体職員
① 生後8ヵ月でつかまり立ちをした時の赤ちゃんの様子・するまでの様子 「ハイハイは腕の力を鍛える期間だから、無理に早く立たせようとしたりして焦らせない方がいい」と親戚や職場の先輩ママ達に言われていましたので、我が家では娘が自分の意思で立つまで特に練習などはしていませんでした。
② つかまり立ちの練習内容・アイテム ③ 行った転倒防止対策 つかまり立ちを始めたばかりは不安定ですぐに転んでしまったりしていたので、慌てて以下の対策品を購入しました。
④ 生後8ヵ月以降の赤ちゃんの健康状態(O脚・成長障害など) 現在娘は9ヶ月の半ばになりましたが、現在は活発につかまり立ちをあちこちでしていて、今は手を繋いであげるだけでこちらが支えてあげようとしなくてもしばらく立っているようになりました。 今はつたい歩きも上手になってきたので次は歩き始めるのが楽しみです。 |
1. ハンドルネーム:ジョン 2. 年齢:24歳 3. 職業:会社員
① 生後8ヵ月でつかまり立ちをした時の赤ちゃんの様子・するまでの様子 つかまり立ちをした時私たちは凄く感動して息子をとても褒めてあげました。
② つかまり立ちの練習内容・アイテム ③ 行った転倒防止対策 練習内容は虫歯のの手を支えてあげ、初めは立つ感覚を覚えさせる為に力を少し入れて立たせてあげてました。 その後は手を支えてあげるだけで出来る様になってきたので、机の所に手を持たせて、ぶつけたり転ぶといけなかったので、触らずにいつでも支える準備だけはしていました。 そしたら、徐々に頑張るようになって遂には一人でつかまり立ちを出来る様になってました。
④ 生後8ヵ月以降の赤ちゃんの健康状態(O脚・成長障害など) 健康状態は至って何事も無く、元気でしたよ。 O脚などにもなってませんでした。 もし、現在生後8ヶ月付近のお子様をもつ家庭の方がいらっしゃいましたら、全然気にする事有りませんからね。 焦らずに見守ってあげる事が一番大事です。 確かに周りに同じ年ぐらいの子がいて出来ていて、自分の子だけ遅くて不安になる方もいらっしゃると思いますが、その子のペースでやらせてあげて下さい。 大人になってけば、結局は皆さん同じように立って座って歩くようになりますからね。 最終的には同じことが出来ると言う事を忘れずに育ててあげて下さい。 |
さいごに
さいごに、毎日一緒にいるので気づかない部分もありますが、今日の赤ちゃんは明日にはまた成長しています。
私たちが思っているよりも成長はめまぐるしいものです。
すぐに今の赤ちゃんを懐かしく思うときがくるでしょう。
後悔しないように、赤ちゃんとの毎日を思い切り楽しんでくださいね。