自分の実家と旦那さんの実家、義実家ですが、毎年どのくらいのペースで帰っていますか?
普段はあまり行かないという人でも避けて通れないのがお盆やお正月。
絶対に行かないといけないというわけではありませんが、避ければ避けるほど足が遠のいてしまいます。
行きたくないという気持ちの中には義実家が汚いから、という理由の人も少なからずいるはずです。
そんな義実家に対するモヤモヤを解消するために、どんな方法があるのか知ってみませんか?
夫に汚いと言っていいのか?
旦那さんに「汚いから行きたくない」とダイレクト言うのはこれからのことも考えて避けたいですよね。
やはり、自分が育った環境を大切な人に否定されるのはつらいと思います。
しかし、そこで我慢して何も言わないで行くのも結局はストレスが溜まってしまって行きたくなくなる…という悪循環に陥ってしまいます。
それでは、どう伝えたらいいか?
これは人それぞれですが、共通することは「大切な人の大切な場所や人を思いやる」ことだと思います。
一方的に「嫌だ」ということだけ伝えれば旦那さんは味方になり得ないでしょう。
旦那さん側の実家なのですから、旦那さんにぜひ味方になってもらって、ストレスを解消してもらいましょう。
先回りしてゴミを片付けたりしてもらえれば、その姿を見るだけでストレスは軽くなるのでは?
自分で掃除するのは明らかに義実家に対して汚いと伝えているようなものなので、そこは旦那さんにスマートにこなしてもらいましょう。
義実家のひとに何か言われたら「俺が嫌だから」と言ってもらえればあなたの立場は守られるはずです。
旦那さんに義実家で動いてもらうためにも、「実家に行きたいけど散らかってるのがすこし苦手」、「アレルギーがあるけどあなたの実家に行きたいから協力してほしい」など、行きたいけど難しいことをうまく伝えましょう。
自ら掃除していいのか?
義実家に行き慣れているひとは少し掃除しても「気の利くお嫁さん」くらいにしか思われませんが、掃除しているのを見られると不快な気持ちにさせるのではないかと心配ですよね。
そんなときは前述したとおり旦那さんに頑張ってもらうか、気づかれないうちに自分でなんとかしてしまうしかありません。
一番は旦那さんがきれいにしてくれることですが、それが難しい場合は除菌ペーパーがあれば気になるところをさっと拭けて便利ですし、トイレに流せるタイプもあるので、流してしまえばゴミもでません。
乳幼児(赤ちゃん)がいる場合は?
机の上になぜか文房具が置いてあり、掴まり立ちしているときに危険だったり、ハイハイして部屋のなかを探索しているときに剥き出しのコンセントを発見したり…なぜか義実家って危ないものや触ってほしくないものがたくさんあるんですよね。
頻繁に通っているひとなら義実家のひとも何が危険かわかっていると思いますが、ご無沙汰しているところは配慮しているつもりでも出来ていない場合があります。
ねんねの赤ちゃんを汚いところに直に寝かせるのはさすがにできませんよね。
そういうときはバスタオルを持っていったり、可能ならお昼寝マットを持参するのがいいでしょう。
それくらいなら失礼にもあたりませんし、少しは快適に過ごせると思います。
特に危険なのがハイハイを初めた頃からです。
自分でハイハイできるようになる頃はとても好奇心旺盛で、落ちているごみなんかでもすぐ口に入れてしまいます。
ほこりを口に入れたら飲み込んでしまいますし、小さな部品が落ちていたら歯で噛み砕いてしまうこともあります。
側から離れずに口に入れそうになったら取り上げればいいのですが、お義母さんの手伝いなどもありますのでずっと側についていることも難しいのが現実です。
一番こわいのは、「気づかないうちに何かを飲み込んでしまっていること」です。
そんなときは平然としていることが多く、排便の際にきれいに出てくればいいのですが、液体や電池など、体に入ってしまうとそれだけで有害なものもたくさんあります。
義実家のひとに言いづらいのはわかりますが、そこは我が子を守るためにも掃除や片付けをお願いしましょう。
義実家のひとが片付けているつもりでも自分の目でみて危ないものはさりげなく避けたり固めて置いておくとより安全ですね。
泊まらないといけなくなった場合
泊まらないといけなくなった場合、一番気になるのは布団だと思います。
さすがにこればかりは現地でどうすることもできないので、旦那さんに布団を干してもらうように言ってもらうしかありません。
そのときに注意ですが、直前に言ってもすぐに用意できるものではないので、前もって帰省する日を伝えてくのがベストです。
どうしても泊まりたくない場合はうまく旦那さんに伝えてもらうか、割り切って泊まる方向で準備していくといきなり泊まることになるよりストレスも少なくて済むと思います。
アレルギーがある場合
床がベタベタしたりキッチンのゴミが捨てられてなかったり、我慢できないことはあります。
特にハウスダストなどのアレルギーがあるひとにとっては掃除していない環境は死活問題になってきます。
そういう場合は旦那さんから伝えてもらうことや掃除してもらうことも大事ですが、それでも絶対とは言い切れないので点鼻薬や薬をもっていくことをおすすめします。
アレルギーの程度は自分にしかわからないので、つらくならないためにもしっかり用意していきましょう。
あなたが薬を使ってる姿を見たら義実家のひとも気になって聞いてくる可能性があるので、それをきっかけにしてアレルギーであることを伝えられるといいですね。
旦那(義実家)が汚い・ゴミ屋敷だった体験談
先輩ママさん達も、旦那さんの実家が汚い・ゴミ屋敷だったりすることで、大変苦労されおり、さまざまな方法で汚れ・ゴミ対策をされています。
そんなママさんたちの体験談をご覧ください。
1. ハンドルネーム:かえこ 2. 年齢:30才 3. 職業:専業主婦 4. 子供の年齢:1才半
① 旦那の実家が汚くて困った点 旦那の実家はまさしくゴミ屋敷です。テレビに出演することができるのではないかと思うくらいのレベル。旦那の親は天井高く積み上げられたゴミに埋もれて生活をしており、足の踏み場もないくらいです。旦那自身も寄り付かないくらいで、実家に帰ると汚れるから嫌だと言い土足で家に上がるぐらいです。食べ物は賞味期限切れが当たり前で、食器を洗うスポンジでさえカビが生えて不衛生な状態なので生理的に無理です。旦那の親も家が汚いことを自覚してはいますが、片づけする気はさらさらなく、家に来いと言ってくることもなく外でしか会わないので特に問題はないかなと感じていることが多いのですが、法事がある時は強制的に旦那の実家の家に行かなくてはならないので困っています。法事の時は、お坊さんがあがる部屋だけ少し綺麗にしてくれるのですが、それでもまだまだ汚い状態。タバコの吸い殻がそこらじゅうに落ちていて、子供が1才半の時に私がお茶出しで動いている時、少し目を離したすきに子供がたばこの火を消した吸い殻の水を飲んでしまったので限界を感じました。
② 汚れ・ゴミの対処法 子供が善悪が理解できるまでは、抱っこ紐からおろさないようにしました。旦那に掃除をさせに行っても3日もあれば、まだゴミ屋敷になってしまうのでこの方法しかなかったです。もう本当にできる限り行きたくないです。 |
1. ハンドルネーム:リリー 2. 年齢:39歳 3. 職業:会社員 4. 子供の年齢:0歳 ① 旦那の実家が汚くて困った点 旦那の実家は田舎の家屋で、古びた一軒家です。
② 汚れ・ゴミの対処法 赤ちゃんはバウンサーを用意してもらったんですが義母が見ていないすきに除菌シートで拭いてから持参したタオルに包んで乗せました。旦那は実家に慣れていて汚くても平気な人です。 |
1. ハンドルネーム:とむとむ 2. 年齢:37歳 3. 職業:専業主婦 4. 子供の年齢:2歳
① 旦那の実家が汚くて困った点 木造の古い家です。ドアがなかなか開きません。力いっぱい開けたらほこりっぽい空気を感じます。玄関の棚などを触ったら手が汚るので触らないように気をつけます。
② 汚れ・ゴミの対処法 息子は喘息持ちなので、できるだけ行かないように、長居しないようにしています。トイレは極限まで我慢します。家に伺う直前にトイレを済ましておきます。汚れてもいい服を着て行きます。よくマスクをして行きます。泊まったりは絶対にできません。家が古すぎることもありますので、近々引っ越しする事をすすめています。 |
1. ハンドルネーム:あき 2. 年齢:29歳 3. 職業:専業主婦 4. 子供の年齢:0歳9か月
① 旦那の実家が汚くて困った点 旦那の実家は犬を三匹飼っています。お家は開放的で広いのですが、庭への扉が常に開かれている常態で、犬が庭と家の中を自由に出入り出来るようになっています。そのため、庭に出て汚れた足でそのまま犬がリビングに入ってきてしまい、リビングの床が砂でザラザラです。
② 汚れ・ゴミの対処法 長期休暇などのどうしても行かないといけない時には、必ずスリッパをはくようにして、子供がハイハイをしないように歩行器をもっていき歩行器に乗せて動くようにしていました。また、子供には靴下をしっかりはかせて遊ばせました。犬に顔などを舐められないように注意をはらい、お手拭きを持参するようにしていました。 |
1. ハンドルネーム:らん 2. 年齢:25歳 3. 職業:専業主婦 4. 子供の年齢:0歳
①旦那さんの実家が汚くて困った点 0歳の内に孫の顔を見せてあげようと旦那の実家に行かなければいけなくなったのですが、本当に古くて汚くて、台所はあちこち錆がいっていて手つかずの状態。
② 汚れ・ゴミの対処法 気付かれないように、なるべく自分や子供は自分たちが持ってきたタオルを床に敷いて、その上で過ごすようにしていました。 |
さいごに
最後に、好きになって一緒になった人ですから旦那さんはもちろんご家族の方とも仲良くしていきたいですよね。
かといって、あなただけが無理をする必要はありません。
お互いに思いやる気持ちがあれば、あなたも少し譲歩できますし、旦那さんも協力してくれることでしょう。