生後5、6、7、8、9、10ヶ月の赤ちゃんがよく寝る!夜通し寝るのはなぜ?

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生後5か月を過ぎると、生活リズムが整っている赤ちゃんは夜にたくさん寝てくれるようになります。

お母さんはまとめて寝られるようになるのでうれしいですよね。

今までの育児の疲れもでてきている時期だと思うので、夜ぐっすり寝られると心身ともに回復できるのではないでしょうか。

しかし、そこでひとつ心配になるのは、赤ちゃんが夜通し一回も起きなくて大丈夫なのかということです。

なにか病気なのか、または睡眠障害で長く寝ていて発達障害の可能性があるのではないか?など、長く寝てくれるのは助かるのですが別の不安もでてきてしまいます。

そこで今回は、生後5、6、7、8、9、10ヶ月の赤ちゃんがよく寝る!夜通し寝るのはなぜ?ということで、この月齢の赤ちゃんが夜通し寝ることに問題があるのか、月齢別の平均睡眠時間や発達障害の診断についてまとめましたので、あなたの赤ちゃんに当てはめてみてください。

うちの子は寝すぎているの?赤ちゃんの平均睡眠時間を知っておこう

自分の赤ちゃんが寝すぎだと思っていても、案外平均の中に入っていることもあります。

まずは「月齢別の赤ちゃんの平均睡眠時間」「睡眠の特徴や注意すること」について知っておきましょう。

生後5カ月

▶ 生後5カ月の平均睡眠時間・・・13~14時間
▶ 睡眠の特徴、注意することは以下のとおり

  • 離乳食が始まり、朝寝や昼寝の時間がバラバラになりがちに
  • 寝返りができるようになるので、近くに危険なものがないか注意する

生後6カ月

▶ 生後6カ月の平均睡眠時間・・・13~14時間
▶ 睡眠の特徴、注意することは以下のとおり

  • 歯が生えてきて、むずがゆくて寝られないこともある
  • 夜泣きが始まる
  • お昼寝を長くできるようになる
  • 寝返りがえりができるようになると、布団からでたりベッドから落ちたりするので対策をする

生後7カ月

▶ 生後7カ月の平均睡眠時間・・・11~13時間
▶ 睡眠の特徴、注意することは以下のとおり

  • 夜泣きや寝グズリが目立つようになってくる
  • 日中に刺激的なことがあると、夜泣きや寝グズリが激しくなることが多い
  • 離乳食が進むと、便秘や下痢で寝付きにくくなることもある

生後8カ月

▶ 生後8カ月の平均睡眠時間・・・11~13時間
▶ 睡眠の特徴、注意することは以下のとおり

  • 夕寝をすると夜に寝られなくなるので、夕寝はさせずに早めに就寝させる
  • 夜泣きが激しい場合は、回数などは気にせずに添い乳や授乳すると落ち着きやすい
  • 朝寝やお昼寝の時間になると、眠たいしぐさをするようになる

生後9カ月

▶ 生後9カ月の平均睡眠時間・・・11~13時間
▶ 睡眠の特徴、注意することは以下のとおり

  • 夜泣きがあるが、夜中に起きずに朝まで寝ることが多くなる
  • 夜中に目が覚めてハイハイで動き回ることもあるので、ベッドで寝ている赤ちゃんは落ちないように対策をする
  • お昼寝が長いと夜の睡眠に影響するので、15時には起きるようにする

生後10カ月

▶ 生後10カ月の平均睡眠時間・・・11~13時間
▶ 睡眠の特徴、注意することは以下のとおり

  • 朝寝をしなくなり、お昼寝が一回になる
  • 日中に遊び足りないと就寝するのが遅くなることもある
  • いろいろなものに興味があるので寝室に余計なものは置かないようにする
  

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赤ちゃんが夜通しよく寝るのはなぜ?何かの病気?

赤ちゃんが病気でない限りたくさん寝るのは、性格や体質によるところが大きいようです。

体調に異常がないようならたくさん寝ていても問題はありません。

また、赤ちゃんがたくさん寝ることはたくさんメリットがあり、寝ること自体で病気になることはありません。

しかし、寝ている間に気づかない病気や症状が隠れていて、それが進行してしまうこともあります。

では、具合が悪くて寝ているときに気がつきにくい症状とはどんなものがあるのでしょう。

  • 脱水症状
  • 高熱
  • 誤飲による中毒
  • 頭を強く打った後の意識障害
  • あせも

脱水症状

脱水症状でぐったりして長く寝ているように見えるときや、寝ている間に脱水症状になってしまうこともあります。

脱水症状は起きていても寝ていても症状に気がつきにくく、寝てしまうとどんどん進行してしまうので危険です。

はじめは軽い症状でも脱水症状が進行することで深刻な事態になってしまうこともあります。

唇が乾燥していないか、おしっこはちゃんと出ているかのチェックをしましょう。

高熱

高熱がでているので、体の防衛反応により寝ているときがあります。

静かに寝ているときには気が付きにくいので、長く寝ているようなら背中や脇に手を入れて熱くないか確認してください。

39,40度の高熱が出ているようならすぐにかかりつけの小児科に診てもらいましょう。

誤飲による中毒

寝る前に洗剤を飲んでしまったりペットボトルのキャップを飲み込むなど、お母さんの知らないうちに誤飲してしまい、中毒や呼吸困難でぐったりしている場合があります。

この場合はすぐに病院に行って診てもらう必要があります。

顔色呼吸が変ではないか確認しましょう。

頭を強く打った後の意識障害

ただ寝ているのではなく、意識障害がでていて寝ているとかなり危険な状態です。

寝る前に転んで頭を打ったりぶつけてはいませんか?

もしぶつけた後に寝てしまったようなら、すぐに病院に行って診てもらってください。

あせも

長く寝ている間に汗をかいたりおしっこが出ることによりオムツかぶれやあせもができてしまいます。

寝ているときは室温や厚着をさせすぎていないか気にかけましょう。

  

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発達障害の診断は生後5~10カ月でできるの?

発達障害は社会性が育ってくる3~4歳にいろいろな要素を考慮して専門家の先生により診断されます。

ですので、生後1歳に満たない今の時期に睡眠の状態だけで診断してもらうことはできません。

お母さんが気が付くこともありますが、3歳児検診や幼稚園、保育園の先生から相談があることも多いようです。

  

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さいごに

これからいろいろとできることが増えてきてお母さんも赤ちゃんもたくさんの刺激がある毎日になりそうです。

赤ちゃんはいろいろなものに興味が出てくるので自分で動き回ったりこちらに催促したりしますが、赤ちゃんが自分で動き回るようになると疲れやすくなるので昼間にたくさん遊ぶと昼夜のリズムがつけやすくなりますよ。

赤ちゃんとたくさんコミュニケーションをとって生活リズムも整うなんて一石二鳥ですね。

赤ちゃんの普段の様子をみているとなにか異常があったときにすぐ気づくことができるので、赤ちゃんとの普段のコミュニケーションを大切にしていきましょう。

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睡眠・夜泣き・寝かしつけ
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